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モンゴル国建国800周年記念マウンテンバイク贈呈式報告

小林 正行(宮津RC 広報・雑誌委員長)

宮津ロータリークラブ会員54名の善意で2006年9月8日(木)今年建国800周年を迎えた、モンゴル国バインツオグト郡小中学校へ5年ぶりにマウンテンバイク、パーツ、そして会員から寄せられた文房具、お菓子、衣装等を贈呈しました。安田会長以下4名の会員は前日の7日深夜、モンゴルウランバートル国際空港へ到着。ゲートを出ると一面の銀世界。夕方から降り出したそうだ。「一ヶ月は早いかな」とモンゴルのガイドがさらりと言った。大阪関空を発った時が22度、今モンゴルは-3度、ナント25度の温度差、暖かい歓迎のはずが、いきなりの寒いというよりも、イタイ洗礼を受けての入国となった。幸い贈呈式当日の8日は、朝から薄日が差し肌寒いものの快適であった。

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9時30分に在モンゴル日本大使館を訪問し、YADOMI主事に5年前の贈呈式同行のお礼と当日の記録並びに記念写真を手渡し、首都ウランバートルから北西方向120kmの草原の中の村、小中学生約300名が待ち受けている、バインツオグト郡学校へ一路、道無き道(本当はあるんですが、未舗装で、一面が草原ですので、車が走る所イコール道となり真に車の後に道が出来る状態です。)をひたすら2時間突き進む。車窓からの風景は日本では考えられない、広大な北海道でもお目に掛からない見渡す限りの草原、地球はやっぱり丸いのだと実感する風景が眼前を支配する。季節が9月だったので、草原と行っても、90%が茶色、残り10%の緑をやがて訪れる極寒に備えて無心についばむ、羊、山羊、馬、牛、ラクダの5畜を避けて車は安全運転、決して真直ぐには進めない。更にドライバーには目の良さも要求される。(草原は決してフラットではない、アップダウン在りの石ころだらけの広っ原に雑草が繁り、所どころに水路が走る。その中に家畜が放牧されている、光景を想像していただきたい。)前回とは打って変わり、今回使用した車の状態、整備、乗り心地は良くなっていても、草原!走破120km2時間のドライブは精神年齢は20歳代、肉体年齢は?才代のロータリアンにはキツイ。でも到着したとたんの学生、先生、住民達の笑顔笑顔で、疲れも吹っ飛んだ。早速校長室で丼での馬乳酒の接待、甘酸っぱーい味が喉元を過ぎる間もなく、塩辛いスーティツアイ(乳茶)がカップで運ばれ、決してオイシイ!と言えない手作りチーズをその乳茶で流し込む。先方の厚い歓迎ぶりが胃に染みる。一服した後、住民も合同で、学校玄関前広場でのセレモニー(贈呈式)。

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安田会長挨拶と贈呈目録の朗読、それに応えて学校長と生徒代表の謝辞、続いて男女混成4人組のモンゴルの歌合唱、今回はエレクトーンの伴奏付で賑やかな楽しい式典となった。最後に贈呈した最新式のマウンテンバイク14台を前に関係者一同記念撮影をし、1時間あまりのセレモニーも無事終了。

その後、目をランランと輝かせた高学年の生徒達が鼻歌混じりにバイクを校舎の中へ次ぎ次ぎと運んで行く光景を、宮津ロータリークラブのメンバー全員に見せてあげたかった。前回といい、今回も大変重要な体験、体感をさせていただきました。関係各位に感謝申し上げます。

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