ガバナー公式訪問同行取材
12月19日(火)京都洛中RC
地区広報・IT・雑誌委員会 武部 宏
平井ガバナーの公式訪問、7月4日の京都西南RCに始まり、炎暑の夏も東奔西走、秋を経て96回目の最終回となりました。
12月19日火曜日、ガバナーの所属クラブである京都洛中RCです。師走も後半ながら暖かい好天に恵まれました。午前10時30分、京都ホテルオークラに平井ガバナーの到着です。すっかりお馴染みになったガバナーネクタイ、スーツの両衿には、絆と率先しようを象ったテーマバッジをつけてにこやかに車から降りたたれました。迎えるは、先に到着していた太田補佐、市村公式訪問担当幹事、洛中RC側は西村会長、川嶋幹事、竹内副会長、長瀬エレクトに3名の副幹事、全員がスカイブルーのネクタイにテーマバッジを着けていますから、よく目立っていてロビーの人たちの視線を集めていました。長いエスカレーターを上って11時から会長幹事懇談会に臨まれました。会場前ロビー、少し離れた例会場、その向かいに用意された協議会場にも副幹事やSAが立ち、早い目に来場するパスト会長や地区委員の案内に当たっています。普段とは違う、
ピリッ!とした雰囲気が漂っているのです。これがガバナーを迎える洛中方式とでも言うのでしょうか。11時から歴代会長、地区出向委員も加わりガバナーと公式会同が開かれました。平井ガバナーにはホームクラブですから満面笑みですが、心なしかあがっているようにも見え、ガバナー自身からもその言葉を発しておられました。記念写真を何枚か撮るうちに例会場へ向かう時刻となりました。ここでも会場入り口に歴代会長が一列に並んでお迎えします。久しぶりにホーム会場でお会いするガバナーです。会員全員が大きな拍手で迎えました。ガバナーアドレスでは、他会場と違っていては申し訳ないということで、RI会長のメッセージを原稿で伝えられました。ロータリー財団への協力を呼びかける時に全会場で見せてこられた1枚の写真、アフリカの荒れ地にポリオで痩せ衰えた子どもがうずくまり、その後ろに禿げ鷹が目を光らせているショッキングな写真です。これで96全てのクラブのロータリアンが強烈なショックを受け、ロータリー財団への思いを新たにしたことになります。
例会に続くクラブ協議会も全員参加です。例会場を出た会員がそのまま協議会場に入りました。これも洛中方式となっています。各担当委員長の活動報告の後、ガバナー講評では95クラブを回ってこられた感想を交えながら、各クラブで強調してきたこととして、CLPの目指すところはシステムの簡素化により人数の少ないクラブでも全員参加で大きな奉仕活動が出来ます。太い絆から生まれた感動を地域の人に伝えてください。地域のお役に立つロータリーでなくてはなりません、ロータリーの四つのテストの実践がロータリーであり職業奉仕です。ロータリアンはステータスです、と結ばれました。
これまでに同行取材ということで、福井県の敦賀RCから京都さくらRCまで11クラブへお邪魔いたしました。私の仕事上の日程に合う所へ行かせていただきました、他意は全くありません。洛中RCは私の所属クラブですので同行にはならないかもしれませんが、あえて12番目と言わせてください。
尚地区広報委員諸氏が自クラブへのガバナー公式訪問を原稿にして送付頂き地区のホームページや月信でもご紹介いただいたことを付記いたします。
12クラブだけでは正鵠を外すことになるかもしれませんが、各クラブをお訪ねし、ガバナーを迎える対応が様々であることも感じました。一番の感動は、その日に新入会員を向かえガバナーに報告し、ガバナーからバッジをつけてもらっていた光景は忘れられません。増強を目標に、すばらしいことだと深い感動を味わうことが出来ました。