市民の憩いの場であり、京都を代表する風景のひとつである竹林を守ることで、自然の営みの循環を守り水資源を保全するという奉仕活動に、私ども京都洛西ロータリークラブは2回にわたって取り組みました。
第1回目の9月10日(日)はまず、竹林の清掃整備活動です。竹林の密生した竹を間伐し枝を落とすことで竹林の日当たりと風通しが良くなり、同時に枯れ枝と捨てられたごみ等を取り除くことで竹林の土壌を改善することができます。このことは地表に降り地下水となる水質を浄化し、私たちを取り巻く水資源を保全することにつながります。水資源の保全はロータリーの国際的な奉仕運動の主要なテーマの一つでもあります。
第2回目10月7日(土)は竹穂垣の補修作業を行いました。沿道に続く竹穂垣は竹林の景物として欠かせないものですが、竹穂は数年で朽ちてしまいます。この竹林一帯の歴史的景観を守るために垣根に新しい竹穂を挿す活動いたしました。2回の活動に亘って、洛西ロータリークラブメンバーとクラブが提唱する京都洛西ローターアクトクラブのメンバーに加えて、地元宇多野小学校を核とする「うたのおやじの会」の皆さん、地元嵯峨の住民有志の皆さんにもご協力いただいて、地域一丸となって奉仕活動に励みました。
両日とも雨模様のお天気にもかかわらず、場所柄、行きかう大勢の観光客の注目を集め、市民ボランティアによって嵯峨嵐山の景観が守られていることをアピールすることができました。なおこの模様はみやびじょんの取材を受け、京都新聞には10月13日の朝刊に報道されました。
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