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spacer.gif ガバナー月信12月号
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12月はロータリー家族月間です

森定秀夫ロータリー家族月間に因んで




会員増強・ロータリー家族委員長 森定秀夫(京都西北RC)
 大久保昇ガバナーは、2005〜06年度はロータリーの新世紀への「かけ橋の年度」であり、「継続は力なり」といわれるように、過去と現代と未来をつなぐ「かけ橋」として、あらゆる奉仕活動の充実、発展をなし遂げる努力するばかりでなく、さまざまな機関や公共団体との「協力のかけ橋」、また社会の各層との「思いやりのかけ橋」、特にロータリー家族との「温かい心遣いのかけ橋」を大切にすることを願っておられます。
 ところで、ポール、ハリスは1948年に出版された「ロータリーへの私の道」のなかで「シカゴという大都会で集まった、この小さなグループの会員にとって、ロータリーは砂漠のオアシスのようなものでした」と述べています。
 思いやりのある雰囲気を楽しむために、ポール、ハリスはロータリーの根幹ともなった、家族と地域社会に対する意識が芽生えるようにクラブを作りました。ロータリーは、四人の創設者で始まり、今では168ヶ国におよぶ、あらゆる職業の会員を有する「世界家族」にまで発展しました。
 ジョナサン、マジィアベ2003〜04年度国際ロータリーRI会長によって始められたロータリー家族推進計画を引き継いで、RI理事会は、家族に手を差し伸べ、これらの人々をロータリーに参加させる理想的な時として、12月を家族月間と決めました。
 ロータリー家族とは、私たちにとって、「家族」がかけがえのないものであるということは、今さら言うまでもありません。ロータリーが規定する「ロータリー家族」(Family of Rotary)とは、一般的な「家族」、つまり両親、子供、孫といった身近な自分の家の「家族」だけではなく、もっと範囲が広く、度量の大きいものです。自分のクラブの会員、元会員などのすべてのロータリアンとその配偶者をはじめとする家族、ローターアクトやインターアクト、青少年交換学生やロータリー財団国際親善奨学生などの若い人たち、ロータリー地域社会共同体(RCC)のメンバーなど、ロータリーとかかわりのある、あらゆる人々を「ロータリー家族」として家族概念に包括します。
 「ロータリー家族」に対して、温かい心づかいを示す月間が、今月の家族月間(Family Month)です。ロータリーの特別月間(Special Month in Rotary)に、2003年から加わりました。
 「ロータリー家族」に対して温かい心づかいを示し、自分一人ではなく、周りにいる人に声かけ、家族と共に奉仕活動や親睦活動に参加しましょう。一緒に行動すれば、温かい家族的な雰囲気が醸し出せます。マジィアベRI会長は「人は打ち込めるものがない集団からは、ためらわず立ち去ることが出来ます。しかし、家族を離れることはとても難しいものです。」と述べました。
 ロータリアンでないロータリー家族を、ロータリアンに呼び込もうという、会員増強の狙いも含んでいます。
 昨年度のグレン、エステルRI会長も、強調すべき事柄の一つに、「ロータリー家族」を提示しています。「ロータリー家族委員会は、退会防止のための主要な活動であり続けるでしょう。」と述べました。また「クラブの中でお互いに関心と思いやりの気運を高め、社会的なイベントや奉仕プロジェクトに家族も参加してもらえれば、ロータリーは、会員にとって人生を豊かにする、満足のいく、生き生きとしたものになります。」と述べています。
 また、今年度のカール、ヴィルヘルム、ステンハマーRI会長も「ロータリー家族に対して温かい心づかいは、いたる所にあり、今も健在である」と述べています。
 ロータリー家族委員会(親睦活動委員会)の任務は、(1)クラブ会員の情報として、「会員の誕生日、記念日、配偶者の名前、子供や孫の数など」を把握すること、(2)誕生日や結婚記念日にお祝の贈り物をする、また例会日に招待すること、(3)ロータリアンの家族をクラブの奉仕活動や家族例会、職場訪問例会などの特別行事に招待すること、(4)ロータアクト、インターアクトなどの若い人たちと、一緒に行動することに心がけること、(5)物故会員は、クラブの記憶の中にいますが、追悼行事を行うだけでなく、折々に遺族を例会に招待しましょう、(6)元会員に対して、常に温かい心遣いで接して、クラブの親睦例会に招待するように心がけましょう。
 今月の家族月間には、ぜひ「ロータリー家族」について思いをめぐらし、恒久的なテーマとして、年間を通じて、家族に対して重点的に取り組む活動をしましょう。

北村寿朗一日一善




社会奉仕・環境保全委員長 北村寿朗(京都洛東RC)
 新しく2005〜2006年の活動が始まりました。私は今年度も地区社会奉仕・環境保全委員会の委員長を拝命することになりロータリー活動を更に力強く前進させるため委員会の皆様と共に各事業への橋渡しに務めて参りたいと思っています。
 さてロータリアンは地域社会へ貢献することの重要性を認識しています。奉仕はロータリー活動の神髄であります。各ロータリー・クラブ及び各ロータリアンは、地元地域社会の人々の生活の質を向上させ、公共の福祉に貢献する責任があると考えています。このような努力が効果的であれば、より広く善を行うことになるばかりでなく、ロータリーの前向きなイメージを広める事になるのです。
 では何が地域社会奉仕の活動を効果的にするのでしょうか。適切な活動です。地域社会奉仕は地域の現実的な、差し迫った問題や必要性に対応するものでなければならないと思います。
 ご承知のように昨年度より地区では社会奉仕委員会と環境保全委員会が合同で活動することになり社会奉仕・環境保全委員会となり両委員会を両立していかねばなりません。2650地区の94クラブが、それぞれのクラブの個性を生かし社会奉仕・環境保全委員会を中心に活動をして頂きたいと思います。地区委員会では各クラブが活動しやすいように及ばずながら情報の提供をして参りたいと思っています。色々なことがあると思いますが地域にあった事業奉仕、お一人お一人が一日一善の姿勢で活動を考えて見てください。
 各クラブより本年度の事業計画のご提出を頂きました。参考になればと期待するものであります。以下数多い事業を紹介します。地域の川・山・公園・その他の清掃が60クラブ、ノーネクタイ・ノーカーデイ例会・禁煙例会・室内温度の調整が43クラブ、水に関する事業・地域に密着した奉仕・社会を明るくする運動が29クラブ、大久保ガバナーがいわれておられる我が2650地区をつなぐ共通
の要素は水です。湖や川が1府3県を結んでいるのです。確かに、ステンハマー会長の言われるような汚い水の問題は日本に少ないかもしれません。しかし、今ではどの家庭でも水道の水を飲まずにボトルの水を冷蔵庫に入れているように、水質はやはり大きな問題だと思います。次にボランティア祭りに参加・コンサート・ゲートボールグランドゴルフ・野球・写生大会・パソコン教室それぞれへの支援29クラブ、卓話・講演会フォーラムの開催26クラブ、植樹花の手入れ・管理が24クラブ、あと交通安全指導・救急車対策・シンナー覚醒剤薬物防止・暴力追放推進運動・ごみの分別・図書、傘、ランドセルの贈呈・一日一善運動・二酸化炭素削減・環境保全の実践エコロジーキャンプ・資源リサイクル23クラブと多士済々に至る奉仕計画をいただき感謝のほかありません。
 7月23日地区94クラブ120名の社会奉仕・環境保全委員長会議を開催いたしました。ゲストの講師に社会奉仕部門に日本ガーディアン・エンジェルスのメンバーを環境保全の部門では地域環境について日高敏隆教授をお招きし終始熱心に研修を終了することが出来ました。参考までに昨年度この時期にご講演いただいたスペシャルオリンピックス日本も長野県で開催された事もありますが、引き続き各ロータリークラブでご援助ご支援をされておられるとの活動を耳にし大変な効果があったと確信しております。
 最後に、当初活動計画で申しましたがお一人お一人がもっと強く社会に環境に意識し行動を起こせば世間は変わります。他の誰のものでもありません。自分達、動植物の生きていくための地球です。何事も楽しく行動をそして共に考えようではありませんか。ご理解ご協力をお願い致します。



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