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spacer.gif ガバナー月信8月号
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増強は奉仕の原点





会員増強・ロータリー家族委員長 森定秀夫(京都西北RC)
内藤正知

 8月は正式に「会員増強および拡大月間」に指定されていますが、私たちはすばらしい魅力ある新しい会員を見出し、推薦することを毎月、自分自身への課題にする必要があります。新会員は、脈動とエネルギーを注入してくれるロータリーの活力源なのです。
 1997年よりクラブ拡大と会員減少とのバランスが崩れて会員減少が始まり、同年1万2千人余りの減少を見ました。RIは2005年ロータリー100周年に150万人目標の達成を呼びかけています。2001〜2002年度のキング会長は世界の隅々から資質の良い会員を掘り起せ―を画期的なキャンペーンを開始、過去最高の124万人余の会員を記録、何事も本気にやれば増強もできる事を実証されました。
 ロータリーの会員増強において、今日の社会、経済情勢からすれば、率直に難しい局面にあることは指摘されるでしょう。しかし、そんなところに逃げ場を求めていては、いけないのではないでしょうか。逃げ場を見つけ、そのまま放置すれば、クラブの継続、発展、改革、そして増強は出来ないと思います。
 「停滞は、衰退に通ずる」とは、個人においてもいかなる団体においても当てはまる真理であります。ロータリーも、その発展と継続を願う限り、当然会員増強を図らなければなりません。またロータリーの使命を達成するためには、21世紀に大きな活力となる人材を増強したいものであります。
 そこで、各クラブ会長がリーダーシップを発揮し、新会員の効果を啓蒙することがクラブ活性の第一歩であり、ひいては会員の退会防止と増強に繋がるのです。従って増強のために、(1)地域社会に対してロータリーの目的を広報する。(2)ローターアクト、インターアクトを支援するのみでなく共に活動する。(3)R財団プログラムを解りやすく広報する。
 会員増強に必要なポイントは、(1)ロータリーを次世代に継承するには若い者の勧誘が要です。財団の学友、GSE、青少年交換学生、RYLA、ローターアクト、インターアクト、等々の卒業生を中心にクラブ設立は理想的なクラブの誕生に繋がります。(2)女性および女性団体の勧誘、国際ロータリーでは女性会員はすでに15万人(12.4%)を超えましたが、日本ではわずか3%です。女性の能力を活かすのはロータリーの使命です。(3)社会、産業構造の変化、また発展途上国の人道的な支援に対応して、NGO(非政府組織)やNPO(特定非営利活動法人)等が活動、拡大しております。このような団体と交流を図りたい。

《ロータリー家族》

 又、ロータリー家族委員会でありますが、この委員会については2年前に、RI会長のジョナサン・マジィアベ会長が全く新しい考え方である「ロータリー家族の心遣い奨励」を強調事項の一つに掲げたものであります。
 又、ここに言うロータリー家族とは「現ロータリアン」「元ロータリー会員」「ロータリー配偶者とその子女」であります。ロータリー活動は会員だけが参加するのではなく、ロータリアンの家族、元会員や物故会員の家族をも含めたロータリー家族の協力が必要であり、又、その中にロータリーの提唱によって作られたグループ、ローターアクト、インターアクトやロータリー地域共同体等も含めてロータリー家族としてのロータリー活動を進めるべきであると言っております。
 私達はロータリーの原点に戻り、会員間の真の友情を推進し、ロータリアンの家族に対する思いやりの心を深める必要があります。会員や家族に対する思いやりの心を深める事はクラブライフに大きな魅力を与え、会員増強や退会防止にも大きく貢献すると思うものであります。
 ロータリーの原点に戻り、会員間の友情を推進し、ロータリアンの家族に対する思いやりの心を深める必要があります。会員や家族に対する思いやりの心を深める事がクラブライフに大きな魅力を与え、会員増強や退会防止にも繋がりますので、今までのプロジェクトに参加させる、あるいはロータリー家族の活動を基本としたプロジェクトを開始する事を始め、いろいろな活動を展開していきたいと願っております。
 この意味を十分理解して頂き、クラブの会員増強・ロータリー家族委員長の皆様も各クラブのロータリー家族委員会あるいは所属委員会と良く話し合い、ロータリー家族への心遣いの奨励を実践して頂きたいと思います。



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Copyright 2005 Rotary International District 2650.
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