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spacer.gif ガバナー月信3月号
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大和高田ローターアクトクラブ10周年記念事業
 「CLEAN WATER PROJECT」
大和高田ローターアクトクラブ
 まず始めに、ガバナー月信の貴重な誌面をお借りしまして、私たちローターアクトの活動を報告させていただく機会を与えて頂きました、大久保ガバナーに深く感謝申し上げます。
 大和高田ローターアクトクラブは、今年度創立10周年を迎えさせていただくことになりました。そこで、記念事業としてスマトラ島沖地震による津波の被害に遭われたタイのプーケット島に、マングローブの木を400本と地震で倒壊した小学校の井戸を贈ることになりました。
 今回の活動のきっかけは、2003年11月に2650地区の海外研修でプーケット島に訪れたことでした。その時に島の住民にとって重要な木であるにもかかわらず、乱開発により次々と伐採されていたマングローブの木を400本植樹しました。その後、2004年12月26日にスマトラ島沖地震が発生し、島の状況を心配して現地にメールを送ったところ、約2ヶ月後に「こちらは無事です。皆さんに植えていただいたマングローブの木が津波の被害から私たちの街を助けてくれたのですよ」と返事が届きました。
 2005年2月には、2650地区の海外研修でグアムに訪れましたが、その際に「津波で被害を受けたプーケットへ」とグアムでフリーマーケットを実施し、帰国後も地区内で募金活動を行ったところ、22万4,024円が集まりました。この善意も無事プーケットへ届けられました。
 2650地区での海外研修などを通して、自分たちの活動が思わぬところで島の皆さんのお役に立てたことが、大和高田ローターアクトクラブの会員の心に響き、「津波で被害を受けられた皆さんに、もっとお役に立てることはないだろうか」と現地の方から被害の状況を聞き、私たちにできることを考えました。
 そこで、『CLEAN WATER PROJECT』として2つのプロジェクトを立ち上げました。1つは「地下からの贈り物」と題し、地震で倒壊したBAAN CHALONG小学校の井戸を設置し、おいしい水を子供たちに贈ることです。もう1つは、津波の被害を救った素晴らしいマングローブを新たに植樹しようということになりました。
 2005年7月から12月まで、奈良県大和高田市、香芝市、葛城市、広陵町の商店や企業に募金箱300個を設置しました。また、チャリティーボーリングの開催やフリーマーケットの実施。駅前での街頭募金を通じて、87万6,907円の善意が集まりました。
 私たちは、2006年1月7〜9日にクラブ員9名とローターアクト委員長 村井善治様の10名でプーケット島へ渡航し、国際ロータリー第3330地区のPHUKETロータリークラブ、RAJABAT UNIVERSITYローターアクトクラブ、SATREE PHUKET SCHOOLインターアクトクラブとの合同事業として、総勢約50名でマングローブの木400本を植樹しました。また、バーンチャロン小学校へ井戸と地下水を精製し飲み水にする装置1式を寄贈しました。蛇口から出てきた水を頂きましたが、大変おいしかったです。今回の活動を通して、善意を集めるだけでなく、実際に現地に訪れたことで島の皆さんの喜ぶ姿を拝見することができ、クラブ員一同大変感動しました。
 国際ロータリー2005〜2006年度会長・ステンハマー氏は、「水保全が注目すべき緊要な問題の1つである」と指摘されています。今回のプロジェクトが素敵な虹の架け橋となり、水保全への関心が全世界へと拡がればと願っております。
 最後になりましたが、今回のプロジェクトにご理解、ご協力を賜りました全ての皆様にクラブ員一同、感謝を申し上げます。ありがとうございました。
CLEAN WATER PROJECT
CLEAN WATER PROJECT


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Copyright 2005 Rotary International District 2650.
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