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◎なぜカンボジアなのか         

 1996年までカンボジアはポルポトが率いるクメールルージュとの間で内乱状態が続いていました。こうした関係で多くの地雷が埋設され、いまなお足を踏み入れるのが危険な地も多く被害も毎年発生しています。
 対人地雷問題は人道上の問題であり、平和と安全の維持・復興開発への障害です。このため、昨今、国際的な取り組みが求められ、その声も日増しに大きくなっている。この声は、紛争地域を中心として無差別に設置された対人地雷が68カ国に1億一千万個以上もあると言われており、その現状の打破に手をさしのべることを求めているのです。日本政府も小渕総理の時にカンボジアの地雷問題と復興について大きく関与すると国際公言されました。そしてその活動はやむことなく今も脈々と続けられています 。
 こうした中で2650地区世界社会奉仕委員会は1995年のカンボジアポリオワクチン投与と安全免疫活動を皮切りに、西太平洋地域でこの活動を毎年続けてきました。このことは高い評価を受け、官と民との協働という形に発展してきたことは皆様もご承知のことと思います。また、2000年10月に行った西太平洋地域ポリオ根絶京都会議は日本政府、WHO、2650地区の共催ということで開催されたことも、また記憶に新しいところでしょう。
 西太平洋地域においてのポリオ根絶宣言はいたしましたが、これですべてが終了したと言うことではなく、新生児などへのポリオワクチンの投与及び観察の継続が必要です。それが安全免疫活動として継続することになるのです。
 内乱が収束し、平和の維持と復興に向けて動き出したカンボジアですが、いまなお多くの地雷のためにその活動は阻害されています。私たちがもつ過去の実績から日本政府、カンボジア政府、WHO、ユニセフなどから支援を求められ、ここに活動の対象をカンボジアに決定したのです。