◎ガバナーあいさつ　国際ロータリー第2650地区ガバナー　岡村吾郎

全宇宙の惑星の一つである地球は、常に争いの炎がのこっています。平和を闘争から生み出そうとするのは「水を集めて山を作ろう」とするのと同じです。ここに慈愛の心なくしては、平和はおとずれません。「憎しみからは憎しみしか生まれない」という感性と理性をもたなければ人類は自滅するでしょう。そして、その闘争から生まれてくるものは、平和ではなく、破壊であり、難民であり、疫病であります。この事実を私たちは傍観できません。この手でもって援助活動をしましょう。今すぐに!!

◎委員長あいさつ　国際ロータリー第2650地区世界社会奉仕委員長　前田正一郎

　アジアの不幸な国カンボジアを支援するために２度の下見現地事情調査をいたしました。地雷除去と地雷原地域の生活、教育、医療について実際にこの目で確かめてきました。
30年間の内戦はカンボジアの国の人々の生活を目茶苦茶にしてしまいました。これらの地域は1997年まで行くことすら出来ないところでした。我々はカンボジア保健省の協力を得て、今年３人の医務官を２年間配置します。そしてこの地域でポリオワクチンをはじめ、予防接種を中心にその生活を守ってあげたいと思っています。これにより何万人もの人の命を守ることが出来ると期待しています。地雷原は全土に残っており100年の作業です。皆様からの善意のお金でもっと多くの人々を助けてあげたいと思います。