会長就任挨拶 会長

2026-27年度
大和郡山ロータリークラブ
阪上 典子 会長
「つながり」と「楽しさ」
改めまして、本年度会長を拝命いたしました阪上典子でございます。
1963年春に発足しました大和郡山ロータリークラブ、伝統と歴史ある当クラブの会長という大任をお預かりし、誠に光栄に存じますとともに、その責任の重さに身の引き締まる思いでございます。
一年間、誠心誠意努めてまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
さて、本年度、国際ロータリーはナイジェリアのオラインカ・ハキーム・ババロア会長が「持続可能なインパクトを生み出そう」というメッセージを掲げておられます。
また、第2650地区におきましては、平野洋一ガバナーが「新しい扉を開く ― 成長と持続のバランスを整える一年に ―」という基本方針を示されております。
私はこの二つの言葉に触れたとき、ロータリーのビジョンに改めて深い意味を感じました。
それは、「世界で、地域社会で、そして自分自身の中で、持続可能な良い変化を生むために、人々が手を取り合って行動する社会を目指す」という理念でございます。
ここに示されている「世界、地域社会、そして自分自身」という順序は、単なる並びではなく、変化の本質を示しているものではないかと感じております。
私たちはつい大きな視点から考えがちですが、その出発点は、私たち一人ひとりの内面にあります。
自分が少し変わること、その小さな変化が行動となり、やがて地域へ、そして世界へとつながっていく。
この積み重ねこそが、持続可能なインパクトを生み出すのだと考えております。
私は、「単年度で終わる活動ではなく、人が育ち、関係が続き、地域に根付く活動を大切にしてまいります。
こうした思いのもと、本年度の大和郡山ロータリークラブの指針は、**「つながり」と「楽しさ」**といたしました。
人と人とのつながりの中にこそ、ロータリーの魅力と力があると感じております。
そして本年度は、この指針を具体的な行動へとつなげるため、次の4つを重点目標として取り組んでまいります。
第一に、地域社会における認知度の向上でございます。
私たちの活動や想いを、より多くの方々に知っていただくことにより、新たなつながりと共感を広げてまいります。
第二に、継続的奉仕モデルの構築でございます。
単発に終わらない、地域に根ざした持続可能な活動を育て、次の世代へとつないでまいります。
第三に、戦略的広報の実施でございます。
活動の価値を適切に発信し、クラブの魅力を内外に伝えることで、信頼と存在感を高めてまいります。
第四に、志を共有する会員増強でございます。
本年度は新たに3名の仲間をお迎えすることを目標とし、数だけでなく「入ってよかった」と感じていただける関係性を大切にしてまいります。
これらは特別な取り組みではなく、日々の小さな行動の積み重ねの中から生まれるものと考えております。
例えば、いつもより一言多く声をかけること、少し席を変えてみること、自然な交流を生む工夫を重ねること。
その積み重ねが、クラブの空気を変え、つながりを深めていくものと信じております。
例会に来ると自然と会話が生まれ、少し笑顔になる。
「来てよかった」と思える。
そして「例会だから行きたい」と感じていただけるクラブを目指してまいります。
「楽しさ」は決して軽いものではなく、人と人を結び、行動を促し、継続を支える大切な力でございます。私は、「楽しいから続く、続くから力になる」と考えております。
和やかな雰囲気の中にこそ、人は心を開き、新しい発想と行動が生まれてまいります。
そして、一人ひとりの関わりが深まり、行動が生まれ、それが地域への価値となり、やがて持続可能なインパクトへとつながっていく。
外側の変化は、内側の延長線上にある――この思いを胸に、本年度は歩んでまいります。
また、急激な変化を求めるのではなく、当クラブの歴史と伝統を大切にしながら、新しいつながりと新しい価値を育んでまいりたいと考えております。
最後に、皆様にお願いがございます。
ロータリーは、「誰かがつくる場」ではなく、私たち一人ひとりがつくる場でございます。
どうか本年度は、ほんの少しで結構でございます。いつもより一歩だけ前に出ていただければと存じます。
その小さな一歩が、つながりを生み、クラブの楽しさを育み、やがて大きな力へとつながってまいります。
皆様とともに、「来るのが楽しみになるクラブ」を育んでまいりたいと存じます。
今後とも変わらぬご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げ、就任のご挨拶とさせていただきます。
ご清聴、誠にありがとうございました。