会長あいさつ MESSAGE

2025~26年度
京都洛南ロータリークラブ
名倉 良一 会長
「他人(ひと)も幸せ 自分も幸せ」
2025~2026年度
会長 名倉 良一
近年、世界中に王様がたくさん現れる様になってきました。昔からいたのかもしれませんが、地球がITによりグローバル化し世界中のリアルタイムな情報がたくさん入ってくるようになったからかもしれません。方向性が少し奇妙ではないかと感じることも多くなりました。世界には色々な価値観がきっとあるのでしょう。何を独裁者や国家の目標と掲げているのかは分かりません。
振返って、普通の一般人はどういう幸せを望んでいるでしょう。他人が不幸せで自分も不幸せを望んでいるでしょうか。誰も望みはしないと思います。しかし他人は不幸せだが自分が幸せなら満足でしょうか。これは悲しく非常に貧しい望みではないでしょうか。また他人が幸せでも自分が不幸せであればこれは辛いし恨みや嫉妬が生まれます。他人も幸せ自分も幸せであればこんなに良い事はありません。これが我々ロータリアンの目指す理想と考えています。
ここで間違ってはいけないのが、他人がより不幸せになれば何も変わっていないはずの自分が幸せになるのだと勘違いしたり、自分が不幸せならば他人も不幸せになれば良いと思ったり、不幸せな他人が自分のところまで不幸になって欲しいと望むのは人類だけなのでないでしょうか。
我々ロータリアンは共に幸せになることを希望して努力をしています。前年度の40周年事業も無事成功裏に終わり、私が本年度2度目の会長を仰せつかったので少し穏やかに活動をして行きたいと考えています。会員の皆様にも色々お世話になることが多いと思いますが、今年一年間何卒宜しくお願い申し上げます。