会長方針 MESSAGE

2025-26年度
あすかロータリークラブ 鍵谷　安利会長

2025-26年度、国際ロータリー会長マリオ・セザール・マルティンス・デ・カマルゴ氏は、「ロータリーの最大の財産は『会員』である」と述べられました。

現在、ロータリーの未来を確かなものにするためには、組織全体で会員増強に注力することが不可欠です。会長は、会員増強こそが組織の最優先事項であり、最も価値ある資産であり、最大の課題であると強調されています。

今、世界は劇的なペースで変化しています。

「すべてを同じままに保つには、すべてを変えなければならない。」

この言葉が示す通り、先輩方が築かれた事業や運営のあり方も、今そして未来にふさわしい形へと再構築すべき時期を迎えているのかもしれません。

若い世代の新会員を迎え入れるだけでなく、目的やつながりを求める全ての世代の会員の皆さまに、改めてご参加いただけるよう、ともに行動してまいりましょう。

2025-26年度国際ロータリー第2650地区小﨑ガバナーは、地区基本方針を「未来へつなぐ」と掲げられました。

クラブを維持・発展させていくためには、例会や奉仕活動への積極的な参加が何より重要であり、それ自体が会員としての成長につながると考えます。そうした活動を支える事業や例会の企画に力を入れてまいります。

「道心」

あすかから世界へ――広げよう、親睦と笑顔の輪

ロータリークラブの主役は、一人ひとりの会員です。

各会員が自らの責任を認識し、互いを尊重し合いながら、つながりをさらに強化していきましょう。

親睦の原点は、委員会にあり

各委員会が定期的に集まり、強固なつながりを築くことが委員会の活性化につながります。その結果、親睦の輪が広がり、奉仕事業の充実や会員増強の推進力となります。

世界に発信 ― 「飛鳥・藤原の宮都」の世界遺産登録へ

私たちの地域は、「飛鳥・藤原の宮都」の世界遺産登録を目指し、力を合わせて取り組んでいます。

あすかロータリークラブも「チームASUKA」と共に事業を展開し、この運動に貢献できれば、会員同士の絆が深まり、会員増強にもつながるものと考えています。

親睦と笑顔を大切に

会員増強も重要ですが、それ以上に、退会者を出さないことが今後の鍵になると考えます。

本年度は、例会の開催場所にも工夫を凝らし、四季を感じられるような企画を通じて、会員相互の親睦を深められる楽しい例会を実施してまいります。

また、会員の皆さまの「特技」や「趣味」を活かし、同好会の形で「親睦」と「学び」の場を創出していただければ幸いです。

新たな未来に向かって

創立35周年記念事業・記念式典について

昭和で言えば100年、そして戦後80年という節目の年に、あすかロータリークラブは創立35周年を迎えます。

この35年間、クラブを支え、育ててこられた歴代会長をはじめ、全ての会員の皆さまに心より感謝申し上げます。

この節目を、クラブの仲間と、そして日頃からロータリー活動を支えてくださっているご家族の皆さまと共に祝いたいと考えております。

最後に

35周年という節目の年に、会長という大役をお預かりすることは、私にとって非常に重い責任です。

まだまだ未熟な身ではありますが、理事・役員の皆さまに支えていただきながら、会員の皆さまにもご理解・ご協力・ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

「道心」

自分のことを忘れて人のために尽くす心。

人のために生きるとき、人生はより困難になります。
しかし、その分、より豊かで幸せにもなる。私はそう信じています。

この一年、全力で務めさせていただきます。