2650地区青少年交換学生便り

2014年11月05日 | 堀田のの花さん 10月分のマンスリーレポートより

国際ロータリー第2650地区
派遣学生 堀田 のの花
スポンサークラブ 奈良RC
派遣先 ブラジル4430地区

毎日の活動は(学校 等で):

だいぶ慣れてきました。10月15日にクラスを変えてもらいました。休み時間に一緒に過ごしている仲の良い友達と一緒のクラスにしてもらえました。そしてその日は先生の日で学校の人たちは休みだったのですが、私の学校はその休日を月曜日にずらしたので授業がありました。ですが12日がブラジルのこどもの日だったので、その日の代わりに15日は私の学校だけですがこどもの日ということで、みんな家から子供っぽい服やぬいぐるみを持ってきて、休み時間に服を着替えてぬいぐるみを抱きながら授業を受けていました。みんなすごくかわいかったです。

11月の一週目までで学校が終わります。そして11月8日から夏休みが始まります。1月下旬までということですごく長いですが充実したものにしていきたいです。いま一緒に勉強している仲間はこの11月で卒業してしまいます。すごく寂しいです。新学期からは家から近い別の学校に転校することがわかりました。また新しい環境に入るのは緊張しますが頑張っていきたいです。

スポーツなど活動に参加しましたか:

毎週水曜日と金曜日の8時半から10時半までカポエラ教室に通っています。はじめは 少し動いただけで足がつりそうになり2日後まで筋肉痛になっていましたが、だんだん慣れてきて今は筋肉痛にあまりならなくなってきました。また、カポエラの仲間たちとも仲良くなってきました。初心者の人がわたしの他に2人いて普通の練習にはついていけないので、いつもその人たちと一緒に別メニューで練習しています。とても心強いですし、練習も楽しいです。同年代の人が4人いてみんな仲良くおしゃべりしていますが、まだその中にはいっておしゃべりできません。練習後には楽器や歌らを教えてくれてすごく優しい人たちなので、いつかポルトガル語を話せるようになってお礼を言いたいです。

10月19日と21日にカポエラの道場に日本人が来ました。18歳の男の子でブラジルにはカポエラ留学をするために大学を探しに3か月きているそうです。まさか、カポエラでそんな出会いがあると思ってなかったのですごくうれしかったです。その人は10年間カポエラをしているのですごく上手でした。カポエラ初心者の私にカポエラについていろいろ教えてくれて勉強になりました。また海外進学をするという人に会えたことで、自分の大学について考える幅も広がったかなと思います。カポエラをして1か月でこんな経験ができてよかったです。スポーツを通して学ぶこと、人に出会うこと、とてもいいことだと思いました。

テニスをしようと思っていたのですが午後のクラスしかなくて、まだ1度も行けていません。夏休みに入ったらやりたいと思います。

ロータリーの例会・行事 等に参加しましたか(日付と内容):

10月11日から12日にfeira das nações という自国紹介のフェスティバルに参加してきました。1日目は準備で2日目は本番というように聞いていました。カンピーナスというところで行われたのですがサンパウロ市の人は泊りでした。ロータリアンの家にホームステイです。1日目は行ったものの準備は机を並べるのに10分。それだけでした。1日目に集まった意味が全然分からなかったです。

そこからホームステイ先のおうちに行きました。全部で10人の学生が私と同じホストファミリーでした。夜ご飯にピザとシュラスコを食べました。ブラジルに来て初めてシュハスコを食べることができてうれしかったし、すごくおいしかったです。家のプール入ったり、しゃべったり、音楽聞いたりしてとても楽しかったです。就寝は3時でした。朝6時に起きて身支度して朝ごはん食べて、また会場に戻りました。2日目は本番!どれだけ人が来るのかドキドキでした。私は日本のすてきなところをできるだけ多く説明しようと頑張りましたが、どれだけ伝わったかはわかりません。浴衣を着ていたのでたくさん写真を撮ってもらうことができました。日本に興味をもってたくさん話を聞いてくれる人、すぐにどこか行っちゃった人、いろいろいたけど私たちの話を聞いて日本に行きたいと思ってくれた人が1人でもいてくれますように。

10月13日はロータリーの例会に出席しました。そこでおこづかいをもらってご飯を食べました。わたしのホストおばあちゃんが会長なのでわたしの話をしてくれたりもしました。わいわい楽しい雰囲気の例会でした。すでに知っている人ばかりでたくさん話しかけてもらいました。ご飯もおいしかったです。

10月18日はロータリーの行事でサンパウロの中心地に行ってきました。わたしは家がサンパウロ市内にあるので集合場所の地下鉄の駅まで送ってもらって、そこから地下鉄に乗って行きました。別の地区の人がいてそこに日本人がいたのでびっくりしました。その人もサンパウロ市内に住んでいるということで、同じ市内なのに地区が違うってことがあることにも驚きました。教会や美術館、リベルダージにも行きました。教会では日本からの観光ツアーの方々に会いました。サンパウロの道には money money っていいながら座っている人や手を伸ばしている人、また他の学生は肩を組まれて髪の毛を触られている人もいて、すごく怖かったです。日本で想像していたサンパウロって感じがしました。自由時間が少なくて正直楽しいっていえる行事じゃなかったのですが、日本人にあえてよかったです。

現地の言葉で会話していますか (誰とどこで 等):

 ホストファミリーと話すときはほぼすべてポルトガル語になりました。わからなくてもなんとか雰囲気で意味をとって笑ったり返事したりしていますが、まだ文をつくって返事することができません。

カポエラの道場はスポーツクラブのスタジオで行われています。スポーツクラブの入り口でいつもお母さんの迎えを待っているのですが、その待ち時間に警備員のおじさんと話します。ポルトガル語ではなすのですがわからない単語がたくさんあります。それでも私がわかるまで、ゆっくり言ってくれたり簡単な単語で言い換えてくれたりジェスチャーで伝えてくれたり、すごくやさしいです。

これからもたくさん話していきたいです。

現在の全体的な状況は:

 だんだん夏が近づいてくるのを実感しています。前までは手放せなかったニットもしばらくハンガーにかけっぱなしです。蚊も増えてきて毎日蚊と戦う日々です。起きるのもほぼ毎日蚊のせいです。ブラジルの生活にも慣れてきました。まだホストファミリーの朝起きるのが遅くて、すべてのごはんの時間が遅いのに慣れることができずに間食をたくさんしてしまっています。これも慣れだと思うので自分で考えながら、はやく慣れるようにしたいと思います。

10月分のマンスリーレポートより割愛
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