ご挨拶

kokorokubari

早いもので両肩に重みを感じつつ国際ロータリー第2650地区のガバナーノミニー、ガバナーエレクトの2年間を過してまいりましたが、いよいよガバナー年度を迎えることになりました。国内外から注目されている第2650地区のガバナーということで、その責任の重大さを痛感いたしております。

歴代ガバナーをはじめ諸先輩の皆様方が弛まない努力によって築いてこられた歴史と伝統を汚さぬよう精進してまいる所存でございます。どうか皆様のご支援ご協力をお願い申し上げます。

本年度(2014-15年)ゲイリーC. K. ホァンRI会長は、アメリカ サンディエゴの国際協議会で「私たちロータリアンの仕事は、世界のニュースを少しずつ、より良く、より明るく、希望にあふれたものとすることです。また、良いニュースを生み出すだけでなく、これらの良いニュースが報道されるようにすることも私たちの仕事です」と話され、さらに「私たちは皆、ロータリーを誇りとしています。ロータリーが世界に大きな影響を生み出せる団体であってほしいと願っています。もちろん、偉大なことは何もせずに自ずと起きるわけではなく、勤勉な努力、活発なクラブ、そしてロータリーを愛するロータリアンがあってはじめて可能となります」と述べられ、今年度のRIのテーマを「ロータリーに輝きを」(Light up Rotary)にされました。

ゲイリーC. K. ホァン会長はこのテーマについて「私たちがロータリーでどう生き、どう考え、感じ、活動するかが、この言葉に込められています。“ロータリーに輝きを”与えることができるのは、私たち自身です。
思いやりある人々がいること、より良い地域社会を築く力のある人々がいることを身をもって示すのです。私たちは暗闇の中で座っているだけではダメだと声を上げ、じっと座っている代わりに、120万人全員の力を合わせて、ロータリーをこれまでよりもっと力強く、明々と輝かせようではありませんか」と呼びかけられております。

さて本年度地区の基本方針ですが、「ロータリーは心くばり」をスローガンとし、謙虚・誠実・精励をモットーに品位あるロータリアンを目指してまいります。

真の奉仕活動を実践するためには、相手(他者)の思いや、立場を慮る、心くばりが必要です。そして奉仕活動は謙虚・誠実・精励でないといけません。

どんな奉仕活動であっても、私たちはあくまで「奉仕をさせていただいている」という心持・姿勢、つまり謙虚さが大切です。そしてまごころをこめて奉仕をさせていただく誠実さ、またお座成りではなく誠心誠意、精励して活動をしなければなりません。

私たちは自分一人の力で生きているわけではなく、世間やまわりの皆様のおかげで生かされているということを念頭において、どんな些細なことであっても奉仕をさせていただくという姿勢、そして「ロータリーは心くばり」を忘れずに思いやりの心で奉仕を実践しようではありませんか。

2014-15年度ガバナー 北河原 公敬 kitakawara

国際ロータリー第2650地区 ガバナー事務所
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