新着情報

2012年12月16日 | インターアクト地区大会のご報告

今年度2012-2013年度は、インターアクト・クラブが創立して50年目となります。この節目の年に、インターアクト地区大会を立命館宇治中学校・高等学校で開催することが出来ました。京都洛東ロータリークラブが、立命館宇治高等学校インターアクトクラブを提唱して5年目。今までの5年間を振り返り、これからの5年間を考える良い機会となりました。

例年の開催より1ケ月遅い12月15・16日。12月でありながら多数の参加がありました。インターアクトクラブ18校中16校の参加、167名のアクターが集いロータリアンも含めて総勢250名の大会となりました。

1.JPG 2.JPG

日頃は、学校単位での活動がほとんどです。クラブ員一同が集う事は、4月にある地区大会と秋にあるインターアクト地区大会。それと夏季研修です。その中でもインターアクト地区大会は、一緒に過ごす時間も長く、お互いの絆が強くなります。

前夜祭。来賓 平等院住職 神居文彰様の祝辞の後、基調講演に、宇宙飛行士 秋山豊寛様のお話がありました。ソユーズで宇宙に行った事や、お住まいのある福島県の震災の話などを話して頂きました。

夕食の後は、交流会です。ホストの立命館宇治高等学校インターアクトクラブのメンバーが考えたゲームや催しを、90分間楽しく過ごしました。

9.JPG

本大会。河本英典ガバナーの祝辞の後、基調講演。講演者は、立命館宇治中学校。高等学校元校長の北村勝様です。北村様は、社会科の先生ですので、歴史的に古くから栄えた宇治の地を題材に「宇治は都のはずれ、悲哀の街」と言う演題でお話を頂きました。

4.JPG

昼食を短く済ませて、エクスカーションの始まりです。立命館宇治高等学校インターアクトクラブのメンバーが考えたエクスカーションは、3コース。

 

  1. 平等院を拝観した後、福寿園で抹茶を石臼で挽いて作る体験コース。
    参加希望が一番多くあったのですが、40名の定員です。参加者には、福井パストガバナーのご厚意により記念品を頂きました。ありがとうございました。
  2. 平等院を拝観した後、宇治神神社、源氏物語ミュージアム見学コース。
    宇治の地は、世界遺産に登録されている平等院と宇治神神社があります。平等院鳳凰堂は残念ながら工事中で覆いが掛けられて全景が見えないのが残念です。
  3. 平等院を拝観した後、女性鵜匠澤木万理子さんのお話を聞き、史跡巡りのスタンプラリー。
    全国で3人しかいない、女性鵜匠。彼女の体験談を話して頂き、その後は、宇治の史跡を巡りました。

 

各コースとも、2時間30分で回るハードコースです。少ない時間を有効に使うように工夫して時間設定をしてあります。

5.JPG 6.JPG

7.JPG

午後3時。会場に帰ってきて全体会議。

エクスカーションの体験発表をした後、各インターアクトクラブの一年間の活動を審査して表彰を致しました。各インターアクトクラブは、頑張って活動しております。当日大会冊子に活動報告を掲載致しました。又、大会会場の前に、活動発表をパネル展示致しました。

8.JPG 3.JPG

その中から選ばれた最優秀校は、聖パウロ光泉中学・高等学校IACです。優秀校は、龍谷大学付属平安高等学校IACと嶺南学園敦賀気比IAC。

ますますの活躍を期待致します。

小永井征也ガバナー補佐の講評の後、次年度開催ホストクラブ、嶺南学園敦賀気比高等学校IACを紹介して閉会となりました。

短い時間ではありましたが、大変実りのある交流が出来たと思います。アクターは、4月にある地区大会での再会を約束して、帰路につきました。

 

文責 インターアクト委員 中村廣良