会 長 挨 拶 MESSAGE

2025-2026年度
高島ロータリークラブ
渕田 泰士 会長
2025年―26年度 高島ロータリークラブ 会長
渕田 泰士
この度、伝統ある高島ロータリークラブの2025年-2026年度会長を拝命させていただきました渕田泰士でございます。このような大役を仰せつかるにはまだまだ若輩ではありますが、微力ながらクラブ発展のため精一杯尽力する所存でございます。しかしながら無知無学ゆえに皆さまにご不安やご迷惑をおかけする場面も多々出てくるかとは思いますが何卒ご容赦くださいますとともに、温かいご支援ご協力をお願い申し上げるところです。
さて、昨年度のRI会長エレクト(次期会長予定者)マリオ・セザール・マルティンス・デ・カマルゴ氏はそのスピーチのなかで、会員増強の必要性とリーダーシップの重要性を説かれました。ロータリー最大の財産を「会員」として、ロータリー会員は地球上で最も有能なボランティアチームであるといっておられます。ポリオ根絶活動を通じて外部団体より、ロータリー会員の並外れた献身を知り、思いはより深まったそうです。絶えず新会員を迎え入れることでロータリーの価値観を共有する職業人を世界中で拡大し続けることと、会員同士または外部団体とのパートナーシップの必要性、重要性を本年度の会長メッセージ「よいことのために手を取りあおう」に込められました。
つぎに私たち2650地区の小﨑学ガバナーは、2025年-2026年度の地区スローガンに「未来へつなぐ」を掲げられました。日々変化する社会に適応できるように、持続可能な組織であり続けるために、より身近により分かりやすく会員増強の重要性やクラブ発展のための会員の資質向上、クラブの活性化の必要性を示し、地区としての方針を打ち出されました。
これらを踏まえた上で、今年度の高島ロータリークラブでは、「ロータリーを楽しもう!笑顔で届ける奉仕の心(理念)」をテーマに活動してまいります。
「私たちはなぜロータリアンなのか?」を自問した時、皆さんそれぞれに答えはあるでしょう。私の答えの一番目は仲間との時間です。奉仕活動や親睦活動を通して共に過ごす時間が楽しい。これに尽きると思います。楽しいから続けたい!仲間とともに暮らす地域社会を良くしたい。このモチベーションが私自身を動かします。そして、そう思えるクラブ運営を目指します。私の父はライオンズクラブに40年間在籍しておりました。若い頃慣れ親しんだ言葉は「We Serve」でした。ロータリークラブで「I Serve」を習いました。先輩方からは「ロータリーとは奉仕をする人々(個々)の集まりだ」と教わりました。自分だけが良ければいいという利己的な考えではなく、常に他の人々のためを思う利他的な考えを持った人々がロータリアンであると学びました。
ロータリークラブの成長、発展が奉仕の理念を地域社会へ浸透させる礎となり、未来へと確実につながっていくと思います。まず私たち自身がロータリー活動を楽しめば、地域へと、未来へと、その笑顔は必ず連鎖すると信じます。
来年度、高島ロータリークラブは創立50周年を迎えます。テクノロジーや経済が劇的に変化する現代社会において長きにわたり変わらない理念を持ち続けていることは、偏にこれまで関わっていただいた先輩諸兄姉の努力と情熱、そして地域の皆様の理解と協力があってこそだと思います。「奉仕の理想」と「四つのテスト」を実践している我々が積み重ねてきたものを共有し、感謝の意を伝える場として周年事業開催に向けての重要な年にもなります。
兎に角、メンバーの皆様といっしょに笑顔で過ごせる一年にしたいと思いますので、何卒ご指導、ご協力を切にお願いしまして年度最初のご挨拶とさせていただきます。一年間どうぞよろしくお願い致します。