2021-22年度 国際ロータリー第2650地区ガバナー
馬場益弘
3つの方針
- ロータリーの基本を大切にしましょう。
ロータリーが 100 年以上にわたり基本理念に従って行動してきた「四つのテスト」「ロータリーの目的」「五大奉仕部門」を大切にし、ロータリー不変の価値観である「奉仕」「親睦」「多様性」「高潔性」「リーダーシップ」を行動の土台として、持続可能なより良い変化を生むロータリー活動を実践しましょう。 - 活力ある輝くクラブ作りを目指しましょう。
ロータリーの中核を成すのは奉仕と友情を大切にするロータリアンです。今こそ、自身を、家族を、会社を、従業員を守り、自身の職業を通じた「職業奉仕」の実践と「例会出席」によるクラブ会員相互の親睦を深める時です。様々な職業人と世代間の壁を越えた人々の繋がりがロータリーの原点であり、「魅力ある例会」と「親睦活動」によって築かれるロータリアンの絆こそが活力ある明るく輝くクラブ作りの根幹となるでしょう。 - 新しい環境に適応しましょう。
今までの日常に時計の針を戻そうとするのではなく、新しい環境に適応したロータリー活動のあるべき姿を創造しましょう。
方針1. ロータリーの基本を大切にしましょう。
ロータリークラブは 100 年以上にわたって「四つのテスト」「ロータリーの目的」「五大奉仕部門」を基本理念として、長い年月を歩んできました。世界中のロータリアンがロータリーの基本理念を大切にして、「奉仕」「親睦」「多様性」「高潔性」「リーダーシップ」という中核的価値観を基に行動してきました。
全てのクラブは共通の基本理念と価値観を共有しつつも、クラブの規模と特徴は様々であり、それぞれの個性を活かして地域や国際社会に貢献しております。
RI の方針は時代に合わせて変化を続けています。「中核的価値観」「ビジョン声明」「戦略計画」等々を提言し、今後も更なる行動指針を示してくるでしょう。私たちも時代に適応していかなくてはなりませんが、ロータリーの本質は不変です。今こそ基本に立ち帰る時だと考えます。
私は、ロータリーの中核を成すのは「奉仕と親睦」を大切にするロータリアン一人一人と考えます。私たち第 2650 地区はロータリーの基本を大切にしつつ、時代とともに進化した伝統と誇りある自らのクラブをしっかりと確立したく思います。
方針2. 活力ある輝くクラブ作りを目指しましょう。
クラブがより強固に活力一杯に輝くためには、まずロータリアン自らが生業を充実させ、家族と従業員を守ることです。今こそ、原点に帰って自身の職業を天職と再認識するとともに足元を鍛えなおし、自身の職業を通じた「職業奉仕」に邁進することです。またロータリーの最大の魅力は異業種交流としての「例会出席」であり、出席から生まれるロータリアン同士の友情です。コロナ禍の中、新しい生活様式に適応すべき改革も必要かもしれませんが、今こそ、日本のロータリークラブが培ってきた「奉仕と親睦」「例会出席」を大切に「活力と輝き」のある 2650 地区を目指しましょう。
各クラブの運営に関して、自身のクラブの長所と短所を挙げて、クラブの現況を把握しましょう。次に、クラブの目指すビジョンを描き、その実現のための戦略的優先事項を設定しましょう。
目標設定の際、特に注意を払うべき点
- クラブの長所と短所
- 地域社会のニーズ
- 国際ロータリーとロータリー財団のプログラムと使命
- 良きロータリアンの育成
- チームで話し合い実践
あらゆるロータリー活動の主役は一つ一つのクラブであり、一人一人のロータリアンであります。明るく、楽しく、元気いっぱいのクラブづくりを目指しましょう。
方針3. 新しい環境に適応しましょう。
新型コロナウィルスの感染拡大を受け、各クラブにおかれましては、感染防止を徹底しつつ、日常のクラブ活動もできるだけ維持しようと、ご努力されていることに敬意と感謝を申し上げます。
2021-22 年度はコロナが終息に向かう予定で計画を進めております。地区行事の開催方法はコロナ発生以前の状態に戻す予定ですが、今後の感染拡大、緊急事態宣言の再発令、都市間の移動制限、会場の使用制限が発生した場合は、予定の見直しを行います。
尚、松原年度内に開催予定の馬場年度「地区チーム研修セミナー」、「合同地区委員会」、「会長エレクト研修セミナー」、「地区研修・協議会」、「ガバナー補佐研修セミナー」は、松原年度の国際ロータリー第2650地区「新型コロナウィルス対応のための地区行事の開催の基本的考え方について(2020年10月2日発 Ver.3)」を新型コロナウィルス感染対策の基本とします。