2650地区青少年交換学生便り

2014年10月08日 | 堀田のの花さん 9月分のマンスリーレポートより

国際ロータリー第2650地区
派遣学生 堀田 のの花
スポンサークラブ 奈良RC
派遣先 ブラジル4430地区

観光や訪問に行きましたか(内容・場所・誰と):

9月9日にHorto Florestalという近所にある大きな公園に連れて行ってもらいました。大きな池にはかめやカピバラが泳いでいました。日本ではカピバラは動物園とかにしかいないのでびっくりしました。他には木の根でできた島があったり、竹が植えてありました。おおきな昔の知事さんの家もありました。

9月14日の病院のあとにパウリスタ通りというビルが建ち並ぶ通りを車で往復してもらいました。有名なサンパウロ美術館やきれいなビルをたくさん見ることができてうれしかったです。サンパウロ市に住んでいるのでとても都会なので車でちょっと行ったら大きなショッピングセンターがあったりしてすごく楽しいです。

9月28日にはリベルダージに行ってきました。リベルダージはブラジルの日本といわれているところです。メトロと呼ばれる地下鉄に乗って行きました。初めて公共交通機関を使いました。駅から出るといきなりお城みたいな建物がどーんとあって日本を感じました。道の両側にちょうちんがぶらさがっていて、日本庭園があったり、神社のとりいが道をまたぐように作られていてすごいなぁと思いました。おひるごはんは日本料理を食べました。お店の中に入るとほぼ日系の人で日本語をしゃべれる人もたくさんいました。日本食は日本で食べるのが一番だと思いました。そのお店を後にして日本のものがたくさん売っているスーパーに行きました。そこで私は日本のご飯とお菓子とお茶を買いました。日本のものの値段の高さにはびっくりしましたが、サンパウロは物価が高いのでなんでも高いです。キューピーのマヨネーズ1000円には腰をぬかしそうでした。日曜日は市場もでていて、とても楽しかったです。

スポーツなど活動に参加しましたか:

水曜日と金曜日に朝はテニス学校から帰ってきたらカポエラをすることにしました。テニスは中学生のときに部活でテニスをしていたのでブラジルでもしたいと思いました。
カポエラはブラジルの武道です。もとはアフリカから連れてこられた奴隷が喧嘩をしていると怒られたので音楽に合わせることによって喧嘩ということを隠したのが始まりだそうです。カポエラをしようと思ったきっかけは、ブラジルでしかできないことをしたいと思ったときにスポーツが好きなのでブラジルのスポーツをしたいと思ったことです。もともと武道が好きで、日本では高校で少林寺拳法部に入っていたのでブラジルの武道と聞いてやろうときめました。
カポエラについてなにも知らずに行ったのですが、先生は一から丁寧に教えてくださいました。同い年ぐらいの女の子が2人いてその子もすごく優しくしてくれて、先生が英語を話すことができないので通訳もしてくれました。ブラジルに来てはじめてしたスポーツがカポエラでしたが、やっぱりスポーツはすごいなぁと思いました。言葉がなくても楽しめて、仲良くなれてすごく楽しかったです。

ロータリーの例会・行事 等に参加しましたか(日付と内容):

9月13日の土曜日にロータリーの行事でhlambaraというところに行きました。とてもお花がきれいでした。私の地区には80人以上の交換学生が来ていて、4人の日本人がいました。1人は日本でも同じ地区の大山勝康くんです。他に男の子と女の子が1人ずついます。14時までのフリータイムはその4人で行動していました。12時ごろにお腹がすいたということで3人はフライドポテトを食べていましたが、私は大腸炎だったので厳しい食事制限のせいで食べられるものがありませんでした。14時から昼食でしたがそこでも食べられるものがなくて、家から持って行ったリンゴとビスケットとポカリスエットみたいな飲み物をのんでいました。昼食後パレードにも参加しました。お花がたくさん積まれた荷台を先頭にロータリーの交換学生がブレザーを着て、国旗を持って行進しました。沿道にはたくさんの人がいました。パレードの最後にはチューリップの花びらがたくさんふってきてとてもきれいでした。

9月19日~21日までロータリーのオリエンテーションがありました。1日目は14時にバス停集合でバスに乗ってホテルまで行きました。ホテルに着いたら夕食までフリータイムでしたが、することがなくとても暇でした。よるごはんの後に1個目の説明会がありました。2日目の朝はポルトガル語の授業がありました。英語の授業だったのでついていくのが大変でしたが、隣に座っていた日本人とインド人に助けられながらなんとか質問に答えることができました。午後からは2個目の説明会。夜も説明会がありました。説明会はすべて英語でなにを言っているのかあまり理解できませんでしたが、無事すべて終わりました。最終日の午前中は旅行の説明でした。この説明はすごく聞いているのが楽しくてすぐに終わった気がしました。旅行は全部で10個ほどあって値段が高いので何個も参加できませんが、1つぐらいは参加したいと思っています。その説明会が終わったあとはフリータイムでしたが、することがなくてダラダラしていました。昼食後に時間はなかったのですがどうしても1回だけでもプールにはいっておきたかったので、着替えてプールまで行ったのですが水が冷たすぎたので足だけつけようと思ったのに、後ろから突き落とされて髪の毛まで濡れてしまいました。プールから上がった後は寒すぎましたが、楽しめてよかったです。最後に集合写真撮って終了。またバスに乗ってサンパウロまで帰りました。

9月29日にはMandaguiロータリークラブのパーティーに参加しました。そこで初めてカウンセラーの人とも会いました。8時に始まる予定だったパーティーは9時に始まり、ブラジルらしいなと思いました。パーティーの途中でならロータリークラブのバナーを渡しましたが、Mandagui RCのバナーはもらっていません。わたしのホストおばあちゃんはMandagui RCの会長なので前でお話していました。パーティー中にはご飯が出てきました。そしてデザートには大量のチョコレートとコーヒーがありました。終わったら11時を過ぎていました。とても疲れましたがいろんな人に会えてよかったです。Mandagui RCには青少年交換学生が私1人だけしかおらず、日本でも奈良RCから1人だったのでさみしかったです。

現地の言葉で会話していますか (誰とどこで 等):

ホストファミリーは英語が喋れる人がいないので、毎日ホストファミリーとポルトガル語でおはなししています。ホストファミリーは私がわかるようにゆっくりポルトガル語をはなしてくれます。わからない単語がたくさんありますが、辞書や翻訳機を使いながらがんばって会話しています。おじいちゃんは私にポルトガル語を教えてくれます。ホストファミリーが英語を話せなくてよかったなぁと思います。がんばってポルトガル語で話す努力をするし、一日のことをホストファミリーに話したいので単語もたくさん調べます。まだまだ話せませんが、ブラジルに来た時は0だった語学力が少しぐらいは上がってきていると思います。

毎日学校帰りにパン屋さんに行って店員さんにポルトガル語でパンを注文しています。この前、わたしの発音が悪くて別のものを注文しそうになってからはおばあちゃんがしています。

学校の友達は英語をしゃべれるので英語で会話をしますが、毎日わたしにポルトガル語を教えてくれます。英語でくわしく説明してくれるのでわかりやすいし、本に載っていないことも教えてくれたりするのでとても助かっています。

現在の全体的な状況は:

ポルトガル語と英語をはなせるようになりたいと思う毎日です。毎日ポルトガル語の勉強はしていますが、単語を覚えることが難しくて苦戦中です。言葉がわからないので友達とも笑いあえることが少なくてさみしいですが、ホストファミリーが大好きなので家にいるのが好きです。ホストファミリーは休みの日にはいろんなところに連れて行ってくれるし、わたしが食べたいものを食べさせてくれるのでホストファミリーと過ごす時間は楽しいです。健康面は特に問題なくて、ブラジルにも慣れました。1ヶ月目はすべてが新しくて慣れることに必死で受け身でしたが、2ヶ月目は自分から動いて新しい発見をしていきたいと思います。

9月分のマンスリーレポートより割愛
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