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2013年11月02日 | 11月2日・3日開催 インターアクト地区大会報告

国際ロータリー第2650地区
インターアクト委員会
副委員長 伊藤 勝晤

国際ロータリー第2650地区、2013~2014年度インターアクト地区大会が11月2,3日に嶺南学園敦賀気比高等学校インターアクトクラブのホストで行われました。

提唱クラブ敦賀ロータリークラブ会員とインターアクイト会員の協力により地域や学校の特色を生かした大会となり、出席者を楽しませる意義ある大会になりました。

大会テーマは「きらめく港町~未来へつなぐ文化と伝統」です。人道の港調査研究所代表、古江孝治氏によるユダヤ難民に対する命のビザの発給で知られるリトアニア領事代理、杉原千畝と寄港地となった敦賀の人々の紹介はまさに現在の人権問題にも通じるものであり多くの共感を得るもので、改めて当時の国際港としての敦賀を知る良い機会になりました。また、直木賞作家の安部龍太郎氏による講演もアクターの世代に合わせた内容で質疑応答の時間が30分も延長されたことからも若い人たちには大いに参考になったと思われます。

さらに地域の伝承文化に接することや、かまぼこ工場の見学と体験など地域の特色を存分に生かしたエクスカーションなど各所に工夫が見られて、主催して頂いた多くの方々の努力の成果が十分に伝わる大会でした。また、この大会で発表された各クラブの事業の取り組みは今後の参考になることでしょう。

ただ、インターアクトの大会の主役はアクターですからアクターの発言や意見交換の時間がもう少しあればとも思いました。

大会のテーマ、それに伴う事業内容、講師の選定、また宿泊、移動など様々な条件の中で大変立派に大会を開催されたことに感謝いたしますとともに、この大会を参考にして個性のある次年度大会が計画、運営されることを期待しています。

次年度は、聖パウロ学園光泉中学・高等学校インターアクトクラブ・草津ロータリークラブがホストとなり滋賀県草津市で開催されます。どのような大会になるのか楽しみにしてください。