2011年7月アーカイブ
インターアクト海外研修・結団式及び事前研修会報告
2011年7月10日(日)開催
今西信裕ガバナー、辻 勝司新世代担当幹事にご出席いただき2011~2012年度インターアクト海外研修の結団式が7月10日(日)メルパルク京都にて行われました。参加者はインターアクター19名、顧問の先生5名で研修地は昨年と同じカンボジアとベトナムです。これらの国の人々、特に子供たちとの交流を目的としています。日本と異なる文化、物事に対する考え方の相違など体験を通じて感じ取ってもらえればと企画いたしました。8月1日~6日までの6日間ですが昨年同様に大きな成果を期待しています。
報告者:インターアクト委員会 委員 伊藤勝晤
グローバル補助金#25040発会式参加報告(WCS委員会)
「フィリピンの貧困層に対する母子健康および疾病予防に関する事業」
期 日 | 2011年7月8日(金曜)~10日(日曜) |
場 所 | マニラ市内(フィリピン国)ダイヤモンドホテル |
参加者 |
2650地区からの参加者(6人) パストガバナー 宮崎茂和様、パストガバナー 橋本長平様、 ガバナー補佐 小永井征也(WCS委員)、WCS委員長 貴志英生、 WCS副委員長 回渕和治、WCS副委員長 岩本金悟 |
1)〈発会式参加の意義〉
2011年7月9日土曜にフィリピン・マニラにおいてグローバル補助金事業#25040「フィ
リピンの貧困層に対する母子健康および疾病予防に関する事業」の発会式が開催されまし
た。これはグローバル補助金を利用した2650地区とフィリピン3810地区との共同事業で
WHOおよびフィリピン厚生省が協力機関となっています。総額143,000USドルで、2650
地区のDDFを70,500USドルを使用しています。当地区ではパイロット地区となって2つ
目の地区主導のグローバル補助金事業となります。
2650地区と3810地区の共同事業である為、2650地区からの出席の下、華々しい発会式と
なりました。当日はTV、新聞をはじめ多数の報道関係者も出席しており、当日のTVニュースと後日この度の発会式を取り上げて頂き1時間番組のテレビ放映があるとの事です。また翌朝の新聞にも大きく取り上げられておりました。多額の補助金とWCSのロータリー活動が成就する為の意義ある発会式でありました。
2)〈参加者総数47名〉
WHOフィリピン代表者Dr Soe
WHO西太平洋事務局予防接種課医務官Dr 佐藤芳邦
WHO医務官Dr 鶴岡美幸
フィリピン厚生省予防接種マネージャー Dr Joyce
日本大使館二等書記官Dr小川祥子
他協力機構関係者
タクロバンRC 幹事 James
ROBERTO VIRAY Regional Rotary Foundation Coordinator Past District Governor,RID
3780・ERNESTO CHOA District GovernorRID3810、CONCEPCION BELTRAN Past District Governor RIDDistrict3810、LYNE ABANILLA PDG RID3810、VICTORIA PESITO President RC Pasay West 、Connie Beltan PDG RID 3810、他RID3810ロータリークラブメンバー多数
3)〈事業の目的〉
フィリピンの大都市近郊の貧困層では、住民登録さえままならず予防接種率の低下が問題になっています。一例ですが、麻疹の予防接種率は2005年で56%、2009年で88%であると言うデータがでております。対象地域はマニラ近郊のパサイ市とレイテ島タクロバン市で、その貧困層に対して各種予防接種向上となるような教育指導を10カ月に渡り実行する計画です。僅かな進歩であるが国民や地域のヘルススタッフの健康問題に対する意識は高まっており、ワクチン・家庭計画・衛生環境改善等の問題をこれを機会により一層の知識と活動システムを構築する為に多大な貢献が期待できます。
本事業は、フィリピンの人々の疾病予防および母子健康増進に繋がり、日比両国の友好に寄与すると考えます。
4)〈まとめ〉
RID2650の出席者6人は、発会式式典前日の8日金曜日よりマニラに入り、8日夕刻には式典の進行についてWHOの方々やRID3810現地ロータリークラブの方々とダイヤモンドホテルにてミーティングを行った。
発会式式典当日は想像以上に沢山の参加者と充実した式次第による発表やご挨拶があった。
そしてマスコミの本件に対する取り組みの熱心さは正にフィリピンにおける本件の期待の表われであり、成功の裏付けであると考えます。終了後の懇親会も大変意義あるものであったことをここに報告致します。
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