2010年2月アーカイブ

 姉妹RCの京都RC(RI第2650地区)と韓国・漢陽RC(第3650地区)は2010年2月25日、両地区、RIの協力のもと、マッチング・グラントにより京都市南区にある社会福祉法人・こころの家族「故郷の家 京都」に対し、リフト付き乗用車、小型乗用車、ストレッチャーを寄贈しました。20100225_1.jpgこの日は、千玄室第2650地区特別顧問、富田謙三地区ガバナー、西村勝京都RC会長と鄭煥星大韓民国在大阪副総領事や韓国から駆けつけた洪大植漢陽RC元会長、張炯植同次期会長らが出席。


 両RC代表者から故郷の家・尹基理事長に車のキーの贈呈が行われたあと、入居者、施設関係者、京都RCメンバーらも出席しての贈呈式があり、来賓それぞれが「韓日関係の模範となってほしい」「この家で夢を育てて下さい」「今後も超我の奉仕を貫いていく」などとあいさつ。尹理事長が「私の夢は、入居者や回りの人の喜ぶ顔を見ることです」とお礼のあいさつを述べられました。

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(マッチング・グラントとは:クラブと地区が他国のロータリアンと協力し、国際的な人道的プロジェクトを遂行するのを、ロータリー財団が援助すること)

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 地区職業奉仕委員会(本多保博委員長)は2010年2月20日、京都市内で、渡辺好政元RI理事(RI第2690地区パストガバナー)を講師に招いて2009~10年度職業奉仕講演会を開きました。富田謙三ガバナーはじめ、パストガバナー、ガバナー補佐、各クラブ会長、幹事、職業奉仕担当者、会長エレクトらが出席。


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 渡辺元RI理事は「職業奉仕への私の思い・・ロータリーは人づくり」をテーマに、職業奉仕の重要性について言及。もっとも力が入ったのは、ロータリーの哲学と神髄を述べているとされる「決議23-34」で、「手続要覧」や「ロータリー章典」から消えようとした2007年、当時RI理事だった渡辺氏はやはりRI理事だった小沢一彦氏とともに理事会に対してさまざまの働きかけをして「手続要覧」に歴史的文書として残すことになった経緯を熱く語りました。この他「ロータリーの樹」や「四つのテストにおける奉仕の理想」等についても、いかに職業奉仕とかかわっているかを解説してくださいました。

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 「ロータリーの友」地区委員による第2回ゾーン別会議が2010年2月9日、大阪市内で開かれました。第3ゾーン担当顧問の横山守雄さんはじめ第3ゾーンの近畿、中国、四国、九州の11地区委員、「友」編集部の計17人が出席。二神典子「友」編集長が前回第1回(昨年9月17日)以降の記事や編集部員が現場に出向いて署名入りで記事を書く編集方針の変更について説明。これを受けて各委員がこの間の記事についてそれぞれの感想を述べました。


 編集部からは、次年度から現在のくらぶ探訪「手に手」に代わって職業奉仕関連の連載をはじめる予定であることが明らかにされ、仕事への取り組みや企業経営者へエールを送れるような内容にしたいとのことでした。また、5月号で「災害についての支援」を特集したいとのことで、クラブで地震、水害など災害に対して援助活動をしているところがあれば紹介してほしいとの要望がありました。

2010年2月 6日第2回合同地区委員会

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 RI第2650地区2009~10年度第2回合同地区委員会が2010年2月6日、京都ホテルオークラで開かれました。富田謙三ガバナーをはじめ、栗田幸雄ガバナーエレクト、今西信裕ガバナーノミニーやパストガバナー、それにガバナー補佐と地区各委員長・委員が出席。

 はじめに富田ガバナーが「皆さんのおかげで無事96クラブを回ることができました。改めてお礼申し上げます。残り5か月もがんばります」とあいさつ。村中地区会計長による地区資金の中間報告につづいて地区各委員長が前期の活動報告をしました。

 また、米国・サンディエゴでの国際協議会から帰国したばかりの栗田ガバナーエレクトが次年度のRIテーマが「地域を育み、大陸をつなぐ」であると紹介するとともに、同協議会に参加しての感想を述べました。

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 RI第2650地区世界社会奉仕委員会(貴志英生委員長)は2010年2月5日、京都市役所記者クラブでキリバスミッションから帰国したことを受けて記者発表しました。出席したのは同ミッションに先発隊として参加した委員会メンバーの小永井征也さん(宇治鳳凰RC)と山本敏彦さん(京都乙訓RC)の二人。

 小永井さんらは1月22日にキリバス入り、同26日に岡村吾郎、橋本長平両パストガバナー、佐竹力總地区幹事長、貴志委員長ら後発の一行と合流することになっていましたが、雨で飛行場の滑走路が整備できないまま後発隊はフィジーで足止めになりました。しかし、小永井さんらはポリオワクチンの投与や、医療用焼却炉や四輪トラックと医療用キャリアーの寄贈、さらに小学校への机とパソコン、プリンターの贈呈、また日本人戦没者慰霊碑への参拝など、WHOとJICAの協力を得て、環境改善、20100205_2.jpg教育支援等もともと予定されていたすべての内容を無事終えることができました。フィジーの後発隊も昨年度のフィジーでのミッションの検証やポリオワクチンの投与などを行い、なんとかフィジーまで戻った先発の二人とともに同31日に帰国しました。

 キリバス共和国は1979年独立した太平洋に浮かぶ面積730平方メートルの小さな島で、人口10万人足らず。日本軍が統治したこともあったが、最近は地盤沈下で知られる。