平井義久ガバナーご提示の地区テーマ“ロータリーの「絆」を大切に奉仕の感動を分かち合おう”を念頭に置きながら一年間活動をして参ります。その中でも特に新世代育成が重要であり継続して行かねばなりません。近年犯罪の若年化、不登校生徒の増加等、子供や青少年の健全育成に関する問題は山積しております。その成長過程では知育、体育、徳育の三つのバランスが重要であると言われております。そこで私達の委員会では、幼児の教育とりわけ徳育が大切であると考えており、例えば歴史上の偉人について、読み聞かせや、紙芝居等で取り上げて頂くよう奨めております。そしてその熱心な指導者を表彰する事を考えております。この時期に受けた影響は成長しても心に残り、良い結果を生むものであります。
小学生や中学生に対しては、社会奉仕的な活動を奨めております。一例を挙げれば地域の清掃活動や環境問題等への取り組みが考えられますが、この分野は広範囲であります。ロータリー100周年記念新世代育成基金は2004〜2005年神谷ガバナーのご提唱により設立されました。基金の規模は2003〜2004年大阪国際大会の返戻金1,500万円をもとに設立され、毎年地区会員1人1,000円ずつ拠出していただくものであります。又、このような新世代育成は1年や2年で効果の出るものではありません。そこで少なくとも10年間即ち2014年まで継続いたします。
この委員会の委員は、平井義久ガバナー、橋本長平ガバナーエレクト、ガバナー補佐4名、ガバナー指名による地区役員経験者3〜4名の構成になっております。具体的活動は次の通りです。
1)新世代の子供の育成活動に貢献顕著な団体や個人を表彰し表彰金を贈る。
2)優れた新世代(主に低年齢の子供)の育成活動計画に奨励金を贈る。
3)年1回、新世代の子供たちの育成についてシンポジウムを開催する。
以上が基金の概要です。2006〜2007年の募集要項は決定次第、各クラブにご通知申し上げますので、ご協力をお願い申し上げます。
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