インターアクトクラブとはRIが青少年の育成のために提唱し、創立されたプログラムの一つです。米国フロリダ州メルボルンRCの提唱により世界最初のインターアクトクラブとして、メルボルン高校インターアクトクラブが23名で誕生しました。200以上の候補の中から選ばれた「インターアクト」という名前はInternational(国際的な)とAction(活動)という二つの英単語を合成して作られたものです。
14歳〜18歳までの青少年のためのこの新しいプログラムは、強い市民意識と指導者として能力と国際理解に関心を持っている青少年を育成するのと同時に、若者たちが持っている活力と理想主義を建設的な方向へと導くことを意図しています。
現在その数は世界119カ国で10,562クラブ、会員数243,000名、提唱ロータリークラブは8,100クラブです。日本では543クラブ、会員数14,000名です。日本最初のインターアクトクラブは宮城県仙台東ロータリークラブの提唱で1963年6月27日に「仙台育英学園高校」インターアクトクラブは100名を超える人数で誕生しました。
また、当2650地区には、現在京都府下9クラブ、福井県下4クラブ、奈良県下2クラブ、滋賀県下1クラブ合計16クラブがあり、京都西ロータリークラブの提唱で1963年6月28日に誕生した「西京商業高等学校」インターアクトクラブを筆頭に、375名(2005年4月末現在)のインターアクターが活発な奉仕活動を実践しております。
私たちロータリアンは今まで以上の勢いで目を注がなくてはなりません、と申しますのは、青少年の非行、犯罪、いじめ、家庭内での教育の欠如など記事にならない日がないほど実に悲しい出来事が報道されております。今の青少年の一部にはどっぷりと物質文明につかり、精神的な部分のつながり、優しさ、愛しみが欠如しているように思えてなりません。このようなときこそ私たちロータリアンは青少年と共に活動し、話し合い、理解し合い、共に行動するという気持ち態度が大切であると考えます。
次代を担う青少年に私たちの夢を託すことができますようにその夢を青少年が実現できますようにロータリアン皆さまのいっそうのご理解、ご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
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