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ガバナー補佐メッセージ

 所 感
箸尾文雄  ガバナー補佐(奈良県第1グループ)
  箸尾文雄(奈良大宮RC)

 RI百周年の記念すべき年度に、ガバナー補佐の重責を仰せつかり、ガバナーをはじめ多くのロータリアンのご支援のもと、一年を務めさせて頂きました。その間、担当クラブへのガバナー公式訪問の同伴や、地区内多くの会合に出席の機会を得て、お陰さまで大変勉強させて頂きました。人間は立場が変わればものの感じ方や考え方も変るもの、つまり、自分の居る所でしかものを見ることが出来ないことを自覚し乍ら思う事しきりです。新入会員の頃は、クラブ会長や幹事が何で苦労しているのか想像もつかなかったし、幹事や会長席にある時には、誠に申し訳ないことだが、ガバナーや地区のお役の方々が何を心配し必死になっておられるのかあまり知ろうとも考えようともせずに、唯々自分のクラブが旨く行けばと願っていたこと。若しや之れを、会社経営に置き換えたとしたら大変なことになる。社長の意図や必死の思いを役員をはじめ社員に至るまで、自分の範囲でないから何も知らないとしたら、経営は忽ち破綻す るだろう。即ち自分の目の高さだけで物事を見たり判断しないことが大切だと思う。ロータリーは平等社会で会社組織の中に見るタテ型ではない。従って、自主判断と自主行動が求められるが故に事前協議と中間報告が不可欠です。報告・連絡・相談がきちんと行なわれなかったら、組織はバラバラになります。ガバナー補佐の努めは、手続要覧やDLPに明記されていますが、ガバナーの意図を的確にクラブへ伝達し、報・連・相のうえ効果的な奉仕活動へのモラールを鼓吹することにあると理解しています。
 2005〜6年度は、ロータリー新世紀の幕開けという意義深い年度であります。この機初心に還り過去百年の歴史に鑑み原点に思いを馳せ「超我の奉仕」を心に銘して責めを果たしたいと思います。ロータリーは実践倫理の哲学と申されます。何事も行動が伴わなければ単なる考え事に過ぎません。年度地区テーマを体し、行動するロータリアンに伍して、ロータリー新世紀へ架け橋となる活動の1ページを刻みたいと思います。




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Copyright 2005 Rotary International District 2650.
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