京都洛中RC奉仕プロジェクト「命の水 その源流で 共に学ぼう 共に遊ぼう」
京都洛中RC奉仕プロジェクト
「命の水 その源流で 共に学ぼう 共に遊ぼう」
9月2日 実施報告
京都洛中RC
広報委員長 武部 宏
今年度最初の奉仕事業として上記のイベントを2日の土曜日に行いました。当日は八月までの厳しい残暑とは打って変わって、頬に当たる風もさわやかな快晴に恵まれました。
この事業は今年度平井ガバナーのテーマでもある水問題を若い世代の人たちと一緒になって楽しみながら考えようというものです。京都の左京区にある養護施設「迦陵園」の子供たち50人を招き、ロータリアンや家族、ローターアクトのメンバーも加わって100人余が2台のバスで滋賀県の朽木を目指して行きました。琵琶湖に注ぐ安曇川の源流は京都の左京区へ続いています。京都で降った雨が琵琶湖へ流れ疎水を経て私たちの台所へ届く水の循環を、目で、肌で体験しようという壮大な企画です。まずは朽木の手前に当たる大津市葛川漁協で鮎や岩魚の掴み捕り、子供たちは歓声を上げながら捕った大部分の魚を川へ返してやり生き物の命をむやみに取るのではなく大切にすることを学んでいただきました。
朽木グリーンパーク想い出の森でバーベキューの昼食です。自分たちが捕った鮎の塩焼きを頂きました。想い出の森から歩いて朽木いきものふれあいの里へ到着、指導員による自然観察が楽しくて、昆虫などの生き物に目を向けると同時に葉っぱ1枚も命であり、鹿の糞さえも昆虫などの生き物がかかわって美しい自然が保たれていることを子供たちに分かりやすく教えてくれるのです。大人であるロータリアンたちも大きく頷きながら聞き入っていました。
私たちが生きているということは自然の恵があればこそ、だから自然の営みに感謝し自然を守ることの大切さを噛み締めながら琵琶湖から疎水に沿って走り、京都へと、意義ある1日を過ごしてまいりました。
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