ロータリー財団国際親善奨学金は、ロータリー財団の最も古く、よく知られているプログラムで、1947年に創設されました。これにより、毎年約 800~1300名程度の財団奨学生が派遣され、今日では、民間団体が提供する海外留学奨学金としては、世界最大のものとなっています。当地区は1952年以来、約600名の奨学生を派遣した実績を持っています。
ロータリー財団国際親善奨学金の目的は、異なる国や地域の人々の間に理解と友好関係を推進することです。留学中、奨学生は、ロータリークラブやその他の団体で母国に関するスピーチや発表を行います。また、帰国後、留学中の体験談をロータリークラブの会員やそのほかの人々に話します。このようにして、ロータリー財団国際親善奨学生は「国際親善使節」として行動してきました。
しかしながら2010-2011年度より、ロータリー財団の改革「未来の夢」 計画のパイロット地区に選ばれた当地区においては、これまでの国際親善奨学金制度を廃止し、代わって、新たな奨学金制度を設けることとなりました。
新たな奨学金制度について、詳細は未定ですが、現時点での概要は以下の通りです。
従来の国際親善奨学金制度に近い内容が予定されますが、支給の分野が限定されます。
【制度の概要】
・以下の6つの分野専攻に限定する
- ① 平和と紛争防止・紛争解決
- ② 疾病予防と治療
- ③ 水と衛生設備
- ④ 母子の健康
- ⑤ 基本的教育と識字率向上
- ⑥ 経済と地域社会の発展
・国際ロータリーの定めるパイロット地区に所在する大学への留学に限る。
・最大4年までの期間の留学に対応する。
・総額30000ドル、またはそれ以上の支給が予定される。
・留学先ロータリークラブおよびロータリアンによるサポート等、
従来のカウンセラー制度が継続される予定である。
・従来の国際親善奨学金制度とほぼ同等の基準により選考を行なう。
※詳しくはこちらまで(国際ロータリーHP 国際親善奨学金制度について)
ロータリアンの推薦が必要です。留学予定の教育機関に関する資料と共に、
お近くのロータリークラブへお申込ください。
推薦ロータリークラブからの提案書は通年受け付けています。
国際ロータリーへの本申請合格後6ヶ月以内の留学出発が条件となります。
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