坂部 どうもありがとうございました。それぞれのパネリストの方々に本当にお礼を申し上げたいと思います。私じつは、司会役と致しましてひょっとすると時間がオーバーするんではなかろうかと、思っておりましたけれど。南澤実行委員長のご心配を越えて、まだ6分か7分余っております。これは非常に私達としては珍しい事でして、本当に皆様が気を遣って頂いたという事、心から感謝致したいと思います。馬場さんには医食同源という事から食事の大事さという事。そしてそれに対する使命感でお仕事をしておられる。主として職業奉仕のお話しがあったと思います。遠藤先生の方からは、新世代の健康という事。そして、私は一つ心に打たれたのは、まあこれは私自身も経験する事ですけれども、クリスマスイブの皆が華やかにしている時に、まだ病院に残っておらなきゃいけない子供達。そういった子供達に対するところの愛の深さというもの。それがプレイルームの寄贈という事になったという事、非常に感動を持って覚えました。それから橋本先生は、住血吸虫症またHIV、アフリカでの如何に世の中には、世界にはまだまだ貧しい、飢餓と病気に苦しんでいる人がいるかという事を、実体を特に鋭く教えられたと。いう思いが致しました。また、大庭様の方からは、私達の人生に於いて、出会いという事が非常に大事だという事、これは予予お家元もよくおっしゃってる事ですけども。それからロータリアンの交りというものの大切さ。そしてそれを通しての、特にこの場合は相手が外国の方であったという事から、国際親善という事の大切さという事にも触れて頂いて、本当にありがとうございました。高橋先生には、ポリオの紹介そして私達がやってきた実体をご報告頂きまして、国際奉仕に僅か乍らも参画させて頂いてる喜びというものを、私達も共にする事ができて、ありがとうございました。そのお話しの中で、杉山パストガバナーがロータリアンは、金を出すだけでいいんかと。いう事を仰って、そういった言葉が一つの力になって、こういうふうな運動が進んだという事は、本当に素晴らしい事だと思います。私、健康の問題で時々杉山先生とお話しする事が、うちの診察室であるんですけど。最近、ある日帰りがけに、ロータリアンはやっぱり金をだすだけじゃなく、奉仕をしなきゃいけないね、と言われた時にね、目に涙をためられたんですよ。私それを見て非常に感激を致しました。生意気な事を言うようですが、本物だなと思いましたね、あの時、本当に私は素晴らしい事だと。お年が寄ると多少涙脆くなるという事はあるんですけれども、それだけでなくてロータリーに対するところの変わらない熱情というものに、私は本当に感激をしたわけでございます。まだ、ちょっと時間がございますので、話足らなかったという事を、2・3分ずつでも。馬場さん多分あると思いますからどうぞ。

馬場 山田三郎パストガバナーが目の前にいらっしゃるので、お家元とは海軍での先輩でございますが、喋りにくくてどう仕様もなかったんですが。山田三郎パストガバナーは学園大学の今理事長でござまいす。日本一の米を食べている皆さんいらっしゃると思いますが。学園大学では、亀岡で谷口さんという農業の方がお作りになったお米が、今年は日本一でした。その米を学園大学の山田三郎理事長の学生が何千人食べております。お陰様で私も五十数年従業員650名おりますが、インスタント食品であったら1/3の従業員で終るのに、手間暇掛けて今日迄やってきました。一度も食中毒を起こした事が無いっていうのが、私のロータリアンとして大きな声で自称するところであります。食を通じてロータリアンの皆さんと笑いそして怒り、色んな事がございましたが食ほど大事なものはございませんので皆さんのお腹の中が薬品工場だと思って、口に入れる物だけは気を付けて下さい。ありがとうございました。ガバナーありがとうございます。

坂部 ありがとうございました。遠藤先生その他ございませんでしょうか。これだけはもうちょっと話しておきたいという事。もしも無ければですね、会員の中でちょっとこんな事があった、こんな経験があったという事がございましたら、遠慮せずに立上がってお話し頂ければ有難いと思います。ほんの数分になって申し訳ないんですが。ございませんでしたら、今ちょっと申し上げた中で私もこれはというふうなのがあるとも思うので、どうぞ。

高橋 日本は若い人達の間に沢山の問題が発生しておりますけれど、根本原因は日本が豊かになりすぎて、世界の中で自分達がどういう場に居るのかわからない。自分が何をやりたいか、もう全て間に合ってしまって、自分が将来やる事が決まらないという事が、一番の原因になってるんじゃないかと思います。そういう意味では、アフリカ、東南アジアをよく見て回って自分達がやるべき事を考えてもらう事が大切です。若い人達にどんどんどんどん途上国の人達を見てもらうような場を、私達は作っていく必要があるんじゃないかなーというふうに感じました。

坂部 どうもありがとうございました。それでは、だいたい時間になりましたので一言だけお礼の言葉を申し述べます。本当に今日は素晴らしいお話しをありがとうございました。一人ずつのお話しについては、ほんの簡単なコメントを付けましたので、私は一つ一つの事についてはお話しを申し上げませんけれども、皆さんの本当にこの、物に書いてあったのを読んだとか、それから人に聞いたのを紹介するんじゃなくて。自分自身の奉仕の経験から、それが職業奉仕であれ、国際奉仕であれ、また地域の奉仕であれ、全てのそういった事が全部自分の経験を通してのお話しでございましたので、非常に説得力があったというふうに思っております。また、今日ここにお集りの皆様も、私ちょっと後で申しましたんですけれど、まあ立上がって貰るほどの勇気というのはなかなかいると思いますけれど。それぞれに皆様そういうご経験を豊かにお持ちの方が、多いというふうに私は思い、信じておるわけであります。どうか、このロータリー活動を通して感動されるところの、ご経験を益々生かして、一層の愛の杖を広げて頂く事をお願い致しまして、時間でございますのでここでパネルディスカッションを終りたいと思います。どうも本当にありがとうございました。どうもパネリストの皆さん本当にありがとうございました。素晴らしいお話しを本当にありがとうございました