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Rotary International
ガバナー月信11月号


ロータリーの原点を尋ねて
1905年 ポール・P・ハリスの心に生まれた
「Guter Wille・善意志」こそ
ロータリーの全ての根元!!


国際ロータリー2650地区
2000〜2001年度 ガバナー山崎時雄

ポール・P・ハリスとニューイングランド地方

 ポール・ハリスを語る時、よく引用されるのが、彼がアイオワ州立大学法学部に入学した時、「ポール、あなたは世の中の人々に大きな借りがありますよ。一人前になった今、一生懸命働いてその借りをお返しするような立派な生活をしなければなりません」。というお祖母さんの言葉です。北周・ゆ信(ゆしん)の言葉に、「其の流れに飲む者は其の源を懐(おも)う」というのがありますが、「下流にあってこの流水を飲む者は、その源を考えて感謝する。」「人も現在生きていられるその源の恩をよく考えて感謝しなければならない。」という意味であり、洋の東西を問わず人間のあり方といいますか、報恩の気持ちの大切なことに変わりはないのであります。
 ポール・ハリスは1868年4月19日、米国ウィスコンシン州ラシーヌという小さな町に生まれました。両親は頭は良かったのですが、けちでないのが取り柄というだけで、大変な浪費家でありました。そのような事から、ポール・ハリスが3歳の時に一家は破産して離散の憂き目に遭い、彼はバーモント州に住む祖父母のもとで、3歳の時から育てられることになりました。
 このバーモント州というのは、米国の北東部にありますニューイングランド地方の一つの州であり、この地方は米国でも非常に伝統を重んじる地方と云われております。ご存知の方も多いと思いますが、1620年にイギリス女王の国教保護政策のため、迫害された清教徒・ピューリタン達が(ビルグリム・ファーザーズ)メイフラワー号に乗ってイギリスを脱出し、たどり着いたのがこのニューイングランド地方であります。そのピューリタン達の生活信条と申しますと、これは勤勉・質素・誠実・献身・愛であったそうです。彼らは旧文明の愉楽を一切捨て、筆舌に尽くしがたい困苦を耐え忍び、アメリカ建国の基礎を築いたのであります。しかし、初期の宗教家の信仰は極めて頑強で、彼等の認める規範に合わないものはすべて神を冒涜するものと考え、規範に反する者に対しては宗教の名において極めて暴虐な宗教的迫害を加えました。足枷・笞刑台、火刑柱を用いるなどは日常的なことであり、僅かな罪科を犯した者にも、あえてこの種の刑罰を公衆の面前において課したいいます。
 そして、彼等は慈悲よりも異常なまでに礼節を重んじ、極刑を宣告された婦人を絞首刑にするかわりに、火刑に処したと云います。その理由は、脚部・下半身が露出する羞恥をまぬがれさせようとする女性への敬意からと云うのですから、その徹底振りは私達の理解の外にあります。しかし、幸いなことに、ニューイングランドは18世紀から20世紀にかけて、エマーソン、ホーソン、ロングフェロー、ホイッチャー、ホルムス、ブライアン、ローウェル、ソローら自由主義の文学者または思想家を生み、宗教家もブルックス、フィリップス、ピーチャーらの偉人が輩出し、ニューイングランドはこの頑迷固陋な宗教的迫害を排除し、最も自由な状態に脱皮していったのであります。その結果、プロテスタント宗教諸派が並び立ち、カトリック移民も増え、ここに新しいタイプのアメリカ人が誕生したのであります。
 このように凄まじい試練を経験したニューイングランド地方の人達は、先に述べましたような彼等の民族的慣習である勤勉・質素・誠実・献身・愛の精神をとりもどしたわけですが、こうした歴史が示すものは、人間の意識の中にある善意志の素晴らしさであります。
 これを受け継いだ誠実な祖父母の愛情、周囲の人々の友誼・友愛の精神がポール・ハリスの人格形成に大きな影響をもたらしたことは当然のことでしょう。成長した彼は人と人とが皆兄弟となる時が必ず来なければならないと信じ、人間の精神構造の発達過程を研究し、血塗られた祖先の歴史的事実を考証しました。その後、有名な5年間の放浪生活に出るわけですが、この5年間にポール・ハリスの就いた職業は、新聞記者、教師、ホテルの守衛、映画俳優、株屋、大理石販売会社のセールスマン、英国に牛を運ぶ運送船の船員、オレンジ農場の箱詰作業員、など実に多彩を極めております。中でもニューオーリンズのオレンジ農場で働いていた時、最大級の台風に襲われ、彼は逃げ惑う人々を勇敢にリードしてパニックから救うという活躍をしております。その時のポールの言葉、「あの夜の恐怖は決して忘れることのできない強烈なもので、これによって自分はさらに強い人間にさせられた。」後に彼はこの5年間を「勝手気ままな愚行の5年間であった」といっておりますが、果たしてそうでしょうか。私は自己錬磨の機会を求めたものと思っております。
 弁護士開業のため、ポール・ハリスが、シカゴ駅頭に降り立ったのは、1896年2月27日のことであったとされております。そして、1905年シカゴのディアボーン街のユニティービル711号室で3人の友人に自分の考えを述べ、ロータリーが誕生したわけです。ポール・ハリス37歳の時です。
 彼の著書「THIS ROTARIAN AGE」を読みますと、ロータリーの起源は、遠い以前の時代に遡上って行かなければならないと述べていますが、私たちは、ポール・ハリスの心に芽生え、大きく育った善意志にそれを求めるべきでしょう。
 皆さん、「兎追いしかの山 小鮒釣りしかの川」で始まる「小学唱歌・ふるさと」を思い浮かべて下さい。美しい自然に恵まれた郷里、祖父母の愛、郷土の人達の友誼・友愛の精神に満ちたポール・ハリスの故郷が、彼の善意志を育て、ロータリー・クラブが生まれたと考えてよいのではないでしょうか。
 私は、このポール・ハリスの心の中に育った「Guter Wille・善意志」こそ、ポール・ハリスのアイデンティティであり、ロータリーのアイデンティティあり、ロータリーの全ての根元・原点ではないかと思っております。
 さて、誕生したロータリー・クラブは人材に恵まれました。フレデリック・シェルドンとかフランク・コリンズ、ガイ・ガンデイッカーなどが、ロータリーの初期に職業奉仕の概念を確立した理論派と云われる人達です。

地域・世代・時代が求めるもの ロータリーを必要とするとき
国際ロータリー第2650地区
2000〜2001年度
社会奉仕委員会
委員長 中田全一(近江八幡RC)

顔写真

 山崎ガバナーは、「地域社会との連携強化」を最重点課題の一つとして取り上げられ、その手段として「ロータリー社会奉仕共同隊(RCSC)」の実現を力強く訴えられています。
 変革の時代、グローバルスタンダードの世紀、個を磨き競い合う地域発信の時代のなかで、小子・高齢化社会、環境共生という難解で、完全な処方箋がないままでの対応が急務な今、私達は限りない英知と奉仕の理想の実現への努力で、今を生きる生きざまとして次代へ確かなものを申し送っていかなければなりません。ロータリーの精神を地域に正しく理解してもらう絶好の機会でもあります。地域・世代・時代が求めるもの(ニーズ)の実現への取組みこそ、地域がロータリーを必要とする時であります。地域に密着した事業展開の継続を願ってやまないものであります。次に現在までの活動を報告致します。
1. 「ロータリー社会奉仕協同隊」への取組み
「ロータリー社会奉仕共同隊要覧」をRI日本サービスセンター(東京)より取寄せてもらい、各クラブ社会奉仕委員長に配布致しました。又、次に記載します会議の際にも研究を呼びかけました。
2. 「社会奉仕に関するアンケート」実施
5月に各クラブ委員長宛に「社会奉仕に関するアンケート」を実施し、全クラブより回答を頂きました。分析の結果、各クラブ共多岐に渡る事業を展開されており、地域に根付いた社会奉仕活動の実をあげておられることを実感致しました。例えば、1.環境保全、2.高齢者・障害者との関わり事業、3.青少年対策、4.交通問題等々への奉仕活動を何年も継続して実施しておられるクラブも沢山ありました。このアンケート結果を全クラブの社会奉仕委員長に配布し、今後の事業展開の参考にして頂ければ幸いです。
3. ブロック別委員長会議開催
各クラブの事業の紹介と、意見交換、情報の交換を目的に、ブロック別委員長会議を下記の如く開催してまいりました。

[1] 7月10日(月) 福井厚生年金会館(福井市) 参加16クラブ
[2] 7月15日(土) 舞鶴グランドホテル(舞鶴市) 参加7クラブ
[3] 8月3日(木) 橿原ロイヤルホテル(橿原市) 参加13クラブ
[4] 8月25日(金) ホテルニューオウミ(近江八幡市) 参加22ックラブ
[5] 9月23日(土) 京都テルサ(京都市) 参加33クラブ

 以上のブロック別委員長会議のまとめとして、10月19日に地区社会奉仕委員会を開催し、11月25日に地区社会奉仕委員長会議を開催する予定です。前述のブロック別会議の折にはホストクラブの会長・幹事様に多大のご協力を頂きました事、厚く御礼申し上げます。

環境保全はロータリアンの家庭から地域から

顔写真
国際ロータリー第2650地区
2000〜2001年度
環境保全委員会
委員長 城守勇治(京都RC)

 先般の新聞に、オゾンホールが南極大陸の約2倍に広がったと大きく記事に取り上げられました。その結果強力な紫外線が人間に及ぼす影響は多くの疾病を齎すことになります。また、地球温暖化により、陸地の減少、水害の増加、食糧生産の低下、等々私たちを取りまく自然環境は悪化を仙っています。
 RI、地区及びクラブでは前年度に引続き重要な強調事項として環境保全プロジェクトを増加し、クラブレベルと地区レベルで他団体と提携するよう求められています。
 現在、地区内各クラブにおかれましては、前年度からの委員会活動の継続、加えて今年度の計画を踏まえて環境保全プロジェクトにお取り組みのことと存じます。
 今年度地区環境保全委員会では、クラブ皆様のご協力のもと、地区内91クラブで環境アンケート調査を実施させていただきました。その集計を基にIM単位で5組の環境保全委員長会議を開催させていただきました。この集計結果を委員長皆様に配布させていただきましたので、今後の委員会活動のご参考にしていただければ幸いです。
 また、地区委員会では5つの指針として、
1. ゴミの減量運動に取組んで頂くこと。
2. ロータリアンとしてエコライフを実践し、家庭でのエネルギー節約を行なって頂くこと。
3. 青少年に環境保全事業、活動に参加する機会を与え、環境保全への理解を深めて頂くこと。
4. ロータリアンの所属する企業が環境保全活動を推進し地球と共生する企業を目指して頂くこと。
5. 地域の環境保護(美化)団体および地域市町村行政環境課と提携可能な事業(活動)展開を模索いただき、その可能性を探ること。

 以上の中からお取り組みできるものを選択して環境プロジェクトにお加えいただきますようお願いします。
 地球の誕生から約56億年が経ち、人類が生活の営みを始めて400万年余り、この間地球は太陽系の異変、火山活動、永河期等々多くの影響を受け自然変化と人為的変化を遂げてまいりました。また、人類は生活向上の為、飛躍的な進歩を各部門で遂げましたが、残念なことにこのこととは相反して自然の破壊を増長し、地球の寿命を縮めております。地球破滅のシナリオは完成間近なのです。
 私たちロータリアンは隣人と協力しながら、将来子孫に美しい地球を残せるよう自然との調和を大切にしつつ、環境保全活動を1歩づつ歩んでまいりましょう。破滅のシナリオを書き変えて行く為に。

国際青少年交換学生の歓送迎
国際ロータリー第2650地区
2000〜2001年度
国際青少年交換委員会
委員長 樋口俊夫

顔写真

 毎年国際青少年交換の年度始めは、交換学生と共に汗を流し、苦しさに耐えて、日本一の富士山頂上で迎えます。交換学生達はこの素晴らしい経験を思い出の一つに加えて帰国して行きます。そして委員会は、新たに派遣・受け入れする学生の送迎が始まります。今年の暑さは特別でしたが、7月11日から8月28日まで関西空港、名古屋空港、伊丹空港で送迎を行いました。
 8月26日・27日には、全クラブの国際奉仕委員長並びに青少年交換委員長の会議を二橋諮問委員の出席を得て開催し、青少年交換事業への理解を求め積極的な参加をお願いしました。午後からは受け入れクラブの委員長、並びにカウンセラー、ホストファミリー、受け入れ学生の研修会を開催。一年間学生がトラブルを起こさずに生活できるよう、また日本での生活の注意点を話し合いました。翌27日は一年間派遣しておりました学生の帰国報告会を開催。この報告会が青少年交換に携わっての一番の感動です。沢山悩み、苦しみ、苦労して大きく成長してきた学生が笑顔一杯で、時には苦しかった事を思い出して泣き出し、そして聞く者も思わず涙ぐんで熱心に聞いています。一年間の体験は彼らを大きく成長させます。彼らが今後ロータリーの活動に参加できるように、派遣されたクラブは交流を深めて頂ければと思います。
 9月は来年派遣する学生の募集期間。10月になりますと選考会を開催し、選考しました学生の研修会が始まります。素晴らしい体験を自分の糧にして、立派に成長する学生を育てる一助を担う為に、委員会はお手伝いをさせて頂いております。

職業人の本然の使命をさぐる 職業奉仕委員長協議会開催
国際ロータリー第2650地区
2000〜2001年度
職業奉仕委員会
委員長 天野政則

顔写真

 日常生活の中にあるロータリーの目的、特に職業奉仕における個人奉仕の意義を求めての協議会を下記により開催しました。パストガバナー山田諮問委員の講述を基調として、The Idealの意味を求め、ロータリーの草創期の熱気に近づこうとの熱心な時間を重ねました。
 出席全委員長(代理者も含む)の各クラブでの活動計画や職業奉仕に対する理念等の活発な発言によって、熱き出会い、触れ合い、語り会いの集いでした。
 山の数だけ頂上のあるように人の数だけ話題が多く、近隣クラブの委員長同士の面識も深まり、ロータリーの秘めた力、そしてそれを引出すロータリアンの力強いパワーを実感しました。
 (A) 8月29日(火) IM第3組京都北ブロック 33クラブ
 (B) 9月5日(火) IM第1組滋賀、第4組奈良ブロック 35クラブ
 (C) 9月12日(火) IM第2組京都北、第5組福井ブロック 23クラブ

広報・雑誌合同委員長会議開催
国際ロータリー第2650地区
2000〜2001年度
広報・雑誌委員会
委員長 伊藤哲雄

とき:2000年9月16日(土)
ところ:京都池坊学園こころホール

会場写真

 デブリンRI会長は年頭のメッセージの中で、「ロータリーの公共イメージを高めていくこと」として「世界中のあらゆる地域社会において、ロータリーの存在が名前だけでもすぐに理解してもらえるようになることを私は望んでいる。私たちのことを、事業や専門職に携わる人たちの秘密クラブのようなものではなく、友好関係を築くことと前向きな改革に興味を持っている積極的な人たちのグループ、開放的な地域社会のグループの一つであるというように人々に認識してもらいたい。」の述べています。
 これに呼応するように、山崎時雄ガバナーによって地区最重点課題のひとつに広報が取り上げられたことは、広報の役割に対する期待の大きさを示すものであるといえます。
 このように広報が注目される本年度、地区広報・雑誌委員会では、年度早々にブロック別クラブ広報委員長会議を5回のシリーズ(7月1日奈良13RC、7月8日京都両丹7RC・京都A17RC合同、7月15日福井16RC、7月22日京都B16RC、7月29日滋賀22RC)で実施しました。
 そして9月16日に恒例の広報・雑誌合同委員長会議を京都で開催。約130名の参加を得て、「ロータリーの友」写真編集主任二神典子氏の講演「期待される広報と雑誌の役割」と志村修地区インターネット委員長の講演「ウェブでロータリーを推進〜地区HPの現状〜」を中心に、地区クラブ奉仕担当諮問委員宮崎茂和パストガバナーの解りやすく噛み砕いた内部広報についての講演を聞き、最後に3時間にわたる会議を山崎ガバナーに締めくくっていただきました。

地区ロータリー情報委員長協議会の報告
国際ロータリー第2650地区
2000〜2001年度
ロータリー情報委員会
委員長 山中欣治

会場写真

 各クラブのロータリー情報委員会の統一・地域間の格差を無くするために創立順、地域分散型に組合せて、3班に分けロータリー情報委員長協議会を、9月7日・14日・21日の3回開催しました。この協議会で互いに連絡を取り合い、学び合ったことはロータリー発展のために大きな意義がありました。
 諮問委員宮崎茂和パストガバナーより「ロータリー情報について」と題して話していただき、その後は各クラブ出席の全てのロータリー情報委員長の発言を聞き、意見交換ならびに質疑応答の場となりました。手続要覧によりますと、ロータリー情報委員会は幅広く広大な調整責務をもつ重要な高い地位におかれるものである、従って考え得る最適任の人を任命しなげればならないとあり、各クラブの情報委員会は適格な活動がされております。
 新会員のインフォメーション、そのためのマニュアル作成、情報の提供による退会防止対策、同好会や趣味委員会への誘い、卓話を通しての情報提供、インターネットの設置、情報集会はリーダーとテーマを定めて、熱心に行われていました。情報集会は、新会員も自由に発言し、討議の出来る非公式の会合ですから、これが親睦の基本でもあり、この機会に情報を提供することによって退会防止につながる大事な集りです。「情報委員は手続要覧をもっと通読する必要がある。そしてまたクラブの定款・細則にも精通するべきである。」以上のことが各クラブの情報委員長から発言されました。
 山崎時雄ガバナーの最重点課題であります「会員増強・拡大と退会防止」「広報・ロータリー情報活動の推進」に熱意をもって、ロータリー情報委員会が活動することを確認しました。

キングR.I.会長エレクトを迎えて 会員増強・退会防止懇談会開催
次年度地区幹事長予定者
岩佐孝雄

とき:2000年10月19日(木)
ところ:ホテルグランヴィア京都

会場写真

 千宗室ロータリー財団管理委員のお声掛けで、去る10月19日来日中のリチャード・キングRI会長エレクト、フタ事務総長を京都にお迎えし、開催地京都のRI第2650地区のガバナーエレクト西村二郎氏を輩出する京都南RCのホストで、表記懇談会が国内35地区よりガバナーエレクトを中心に、ガバナー、パストガバナー、各地区会員増強委員長及び拡大委員長など計106名の出席で開催されました。
 当日は千宗室コンビーナーの開催挨拶、2660地区PG松本良諄氏の趣旨説明の後、キング会長エレクトよりRIの現状報告、これからのロータリーについての熱き思いをご講演いただきました。会長エレクトは現状に非常な危機感をお持ちになっており、いかに会員増強が必要か、そのためには新しい会員の勧誘は勿論、退会防止に注力すべきであると訴えられました。
 その後、各ゾーンの現状と見通しについて発表・フォーラムがあり、退会者の出ないロータリー、新しい会員が続々と集まる魅力あるロータリークラブ作りに取組む努力が必要であり、また地域に密着し地域のお役に立つ奉仕が自然と地域に広報され、ロータリーが正しく地域の人々に理解されるように努力する必要がある等の意見発表がありました。
 熱心な質疑応答が続き時間切れで終わったが、大変意義ある懇談会でした。当日は、
 第2500地区 秋永智徳氏 第2530地区 田中善六氏
 第2580地区 玉村文夫氏 第2640地区 亀岡 弘氏
 第2650地区 宮崎茂和氏 第2660地区 松本良諄氏
 第2690地区 米原正博氏 第2710地区 小川 寛氏
 第2770地区 仙崎昭信氏 第2780地区 後藤忠雄氏
 第2790地区 南部 裕氏 第2810地区 菅原周一氏
以上のゾーンコーディネーター、パストガバナー、ガバナーエレクトの意見発表がありました。

11月16日(木)〜12月15日(金)行事予定


日付 内容 場所
11/19(日) 大和高田RAC創立5周年記念式典(10:30〜) 奈良県広域地場産業振興センター
11/23(木) 社会奉仕委員長会議(13:30〜) ぱるるプラザ京都 6階 会議室C
12/5(火) 職業奉仕委員会(16:30〜) 新都ホテル
12/9(土) 財団奨学金・学友委員会 京都パレスサイドホテル
ローターアクト地区親睦会(19:00〜) ホテルルビノ京都堀川
12/10(日) ローターアクト第2回会長幹事会・部門別協議会(10:00〜) 京都アスニー

小論文・エッセー募集


 21世紀も真近、新ミレニアムを迎えるに当たり、新世紀のロータリーを地区の皆さんと共に考える場を「月信」は提供します。
 少子・高齢化と情報技術(IT)が加速度的に進行している今日、世界一の規模といわれるRI第2650地区の進むべき方向について、貴方の提言があればお寄せください。

1. 掲載予定日 平成13年1月15日(月信7号)以降数号に亘る
2. 字数制限  1000〜1100字位
3. 原稿締切日 平成12年12月15日(金)ガバナー事務所迄
4. その他 応募が多数の場合は、選考させて頂きます。