このホームページは国際ロータリー2650地区がご提供しております。

--------------------
Copyright (C) 2000
Rotary International
District 2650
--------------------

Rotary International
ガバナー月信10月号


R.I.テーマについて
CREATE AWARENESS TAKE ACTION
意識を喚起し、進んで行動を


国際ロータリー2650地区
2000〜2001年度 ガバナー山崎時雄

 アナハイムにおける国際協議会の会場において、私は、会長講演の熱の入った言葉の調子、本会議場の雰囲気に酔い、心地よい興奮状態に陥りました。そして、このテーマを聞いた時、身震いするような感動を覚え、「CREATE AWARENESS」を「ロータリアンよ目を醒ませ」という、叱咤激励の言葉と受け止めました。後日、「CREATEを喚起」とし、「AWARENESSを意識」とした邦訳を見て、フランク・J・デブリンR.I.会長の思想とか知恵を、その本質をとらえて見事に表現し、怠情に流されていたロータリアンの意識を呼び覚まし、行動に駆り立てる、その見事な訳に感動致しました。
 フランク・J・デブリンR.I.会長のこのテーマは、今や、全ロータリアンの心の中に刻みこまれ、この言葉をパスワードに、クラブで、地域社会で、そして世界でロータリー活動が展開されております。私も現実的で、力強く、そして使い易いこの言葉・邦訳を、最高のものと評価し、あらゆる機会に利用させて頂いております。これからお話し致しますのは、テーマそのものの解釈ではなく、単語の一つ一つを掘り下げた結果を申し上げ、そこから得られた地区スローガンについて述べさせて頂きます。

意識、AWARENESS(善意志 GUTER WILLE とは)
 意識とは、認識し、思考する心の働きであり、感覚的知覚に対して、純粋に内面的な精神活動であるとされます。人間意識がなければ存在しないも同然であり、従って、意識というものは人間存在の根本と言えます。
 英語で「意識」と言いますと通常「CONSCIOUSNESS・カンサスネス」になり、ラテン語の「CONSCIENTIA・カンスキエンテイア」は、元来「良心・CONSCIENCE」という意味に永く使われており、この「良心」を「意識」と言う意味に使ったのは、哲学者デカルトだそうです。従がって、デカルトは良心を人間存在の根本としたわけです。
 一方、意識と翻訳された「AWARENESS・アウエアーネス」ですが、勿論、意識と言う意味にも使いますが、私は、「気づいていること、知っていること」、と言う意味に使いたいと思います。そして、ロータリアンが「AWARENESS・知っていること」と言えば、私は、当然「超我の奉仕」「善意」「良心」しかないと言いたいのであります。
このように、私の勝手な解釈ですが、「意識・カンサスネス、知っていること・アウェアーネス」という二つの言葉は、「良心」という一つの意味で重ね合わせることができました。しかし、哲学の分野ではこの良心も、「やましい良心・BAD CONSCIENCE」と「やましくない良心・GOOD CONSCIENCE」として理解されており、私は「良心」を哲学者カントの言う「人間が備えることができるさまざまな善いもののうちで、無条件に善いのは善意志のみである」という言葉に置き換え、意識すなわち善意志としたわけであります。

創造、CREATE
 CREATE、創造と言えば、一般的に神が宇宙を造ること。また、何かを新に造ること、それに、興奮を引き起こすという意味などがあります。テーマの喚起するという訳は蓋し名訳であり、それに異論を唱えるものではありませんが、私は「意識を喚起する」となればROUSE、AROUSE、即ち、目覚めさせると言う言葉が当て嵌まるように思ったりも致しました。
 言語というものは、社会習慣や文化的アイデンティティーと不可分であり、無限に多様な語や文を作ることが可能であり、一つの言葉にも多様な意味があります。そんなわけで言葉の解釈は大変難しいものであり、私は「CREATE・創造」という言葉に拘り続けてみました。
 いろいろ調べているうちに、ベルクソンの「創造的進化」に見られる、「革新的生を志向する人間像を創り出す」、また、「生の進化の中に知性の発生をみる」という言葉に遭遇致しました。この言葉から思考が飛躍し、豊かな知性と奉仕の精神に満ち溢れたロータリアンの理想像を思い描くようになりました。これはロータリアンとしての自分を自己移入することによって、ベルクソンの考えを追構成しようとしたものですが、創造という言葉の追求から、ロータリアンの理想像を描くということになった過程に満足致しております。
皆さん、理想のロータリアン像とは、一体どんなものでしょうか。それぞれの心の中に思い描いてみて下さい。

進んで行動を TAKE ACTION
 手続要覧79ページ、社会奉仕の項に、「ロータリーは基本的には一つの人生哲学である。この哲学は奉仕ー超我の奉仕ーの哲学であり、最もよく奉仕する者、最も多く報いられる、という実践倫理の原理に基づくものである」と言う文言がございます。この実践という言葉ですが、認識・理論は実践の必要から生まれ、また認識の真理性はそれを実践に適用して検証されると言われ、実践の重要性は論ずるまでもありません。
私は今、「TAKE ACTION−進んで行動を」と言われる前に、私達は自ら進んで行動することが必要であったと思っております。「進んで行動を」というテーマをデブリンR.I.会長が掲げられたのは、私達が如何に怠惰なロータリー・ライフを送っていたかを物語るものであり、命令されて初めて「GO INTO ACTION・行動を起す」という受動的な年度になったことを反省致しております。しかし、私達は「TAKE ACTION」という言葉で、自分の心に澱んでいた善意志を呼び覚ますことができました。
大いに反省し、意識を喚起し、進んで行動しましょう。
以上のように、私は、R.I.テーマを理解しようと、言葉一字一字の解釈を進めているうち、善意志という言葉を知り「善意志を喚起しー善意志を行動に」と言う地区スローガンを掲げることができました。
私は、哲学に詳しいわけでも、英語に堪能なわけでもございません。手前勝手な解釈に過ぎませんが、一つの言葉を少し掘り下げてみますと、大変美しい、そして、自分を鼓舞してくれる力強い言葉を発見することができるということを知り、この作業を自分なりに満足致しております。
さあー皆さん、デブリンRI会長の、ロータリーを思う心から迸りでた、この素晴らしいテーマを指標に、今年度を地区最高の年度にしようではありませんか。

西太平洋地域ポリオ根絶京都会議開催に因んで


Web上座談会 その2 (前号の続き)
元ポリオ・プラス特別委員会 委員長 平井 義久
元WCS委員会(96〜97)委員長 大辻 康夫
(94〜95,98〜99)委員長 小西 清
現WCS委員会 委員長 井田 亮
司会 地区幹事(月信担当)澤 和人


澤: 今まで報告書、その他で書き尽くせなかった事があれば述べてください。
平井: 1995-96年度RIはポリオ・プラス活動は終わったとの情報が入り、当地区として新しいWCS事業が決定した後に、アナハイムの国際協議会より帰国した坂部ガバナーが、やはりポリオ・プラス事業が本年度もRIの最重要事項となり、当地区もこれを受けて活動せねばならないとの見解を発表されたが、すでに地区資金の予算措置も終わり、WCS委員会ではフィリピンのパンダンに於いて給水事業の支援活動が決定しその準備に入っている段階でありました。したがって、ポリオ・プラス事業を行う委員会も予算も無くゼロからの出発でありました。
 急遽、幹事長の私が委員長となり前年度よりポリオ活動を経験されている京都南RCの小西清茂氏に委員に加わっていただき、ガバナー事務所の役員を中心に委員会を設置、予算ゼロからのポリオ活動が始まりました。
 募金活動は各クラブの会員が例会にまた諸活動の時に必ずポリオボックスを設置頂き、ポリオがこの地球からなくなることを念じながら50円または100円コインをポリオボックスに入れていただくよう公式訪問やらあらゆる機会を通じて各クラブにお願いすると云う方法で行い、その結果、約2,600万円と言う多額の浄財が寄せられるとともに、会員がポリオの撲滅を何回も念じられながら募金いただいたことはポリオに対するの理解と啓蒙に大いに貢献できたと考えています。
 WHOそして第3ゾーンのポリオ・タクスフォースである第2650地区パストガバナー平岡正巳氏よりモンゴル国への支援の指示がありましたが、偶然であり幸いにもその1ヶ月前にモンゴル・ウランパートルRCのボクシド会長が来京されて、そのお世話を頼まれて交流を深めていたこともあり、モンゴル・ポリオミッションは準備から滞在そして国との折衝も全てモンゴルRCの絶大なる協力で万全なものとなりNIDsにも大統領はじめ多くの関係大臣が参加され素晴らしい成果を上げることが出来ました。
 滞在中モンゴルRCの1周年の記念式典が開催され我々も全員出席しお祝いできたことも国際交流を含めたミッションとなり意義深いことであり忘れることは出来ません。
大辻: 故足高ガバナーの方針でポリオワクチン投与事業はネパールに決定したが、過去六回のうちネパールのみが地元カトマンズRCを中心に国内13クラブのロータリアン650名が主導し、全国に展開して一斉投与が実施された。ネパール政府、WHO等は側面から協力、幼児330万人にNIDsが実施されたのは画期的なことで、我が地区は10万ドルをユニセフ経由でワクチン購入資金として支援できた。
小西: 第1次カンボジアでのポリオNIDsの事業への参画を示唆いただいたのは、今年3月に逝去された林一彦パストガバナーでした。先生が京都宣言に出られなくなったことが唯一の心残りです。
澤: WCS活動の今後のあり方等について思うところがあれば述べてください。
平井: ポリオ撲滅が20世紀末で宣言することが出来ました。20世紀は第1次、第2次世界大戦、東西冷戦、宗教紛争、民族戦争など戦争に明け暮れた100年でありました。
 20世紀その忘れ物すなわち地雷の撤去が21世紀の大きな仕事ではないでしょうか。地球の2/3は地雷が埋まっているといわれています。地雷の撤去なくして戦争は終わっていません。世界平和が終局の目的であるロータリーの次なる使命はこの地球上から地雷が無くすことであり、21世紀のWCSの活動に期待したい。
小西: RIの目指した全世界でのポリオ撲滅事業は未だ多くの地域が残されていることを忘れてはならないと思います。今後も可能な限り、支援していく必要があろうかと存じます。
大辻: 当地区のWCSはこの6年間財団主導のポリオ根絶事業を展開し、西太平洋地域に於ける根絶宣言京都会議が開催されるという画期的な大事業を成しとげた訳ですが、根絶した今、我が地区奉仕は、本来の事業に立ち返り且つてのインドアイキャンプを始めとする他地区に例を見ない支援事業を再び、日本政府やWHOと共同事業として展開して行くべきと考える。
井田: 多くの皆さんにロータリーの活動を知ってもらうためには、民間だけではなく国と活動をしていくことが大事でしょう。医療用焼却炉設置についても官民一体となって活動していきたいと思っています。2月のミッションには皆さんぜひ参加してください。


西太平洋地区ポリオ根絶京都会議のお知らせ

10月は職業奉仕・米山月間です


米山奨学事業を育てよう(その2)
「日本の留学生事情」
国際ロータリー第2650地区
2000〜2001年度 米山奨学委員会
委員長 大島正光(高島RC)


 中曽根康弘首相時代の1983年にスタートした「留学生10万人計画」は2000年時点で達成する目標であったが、昨年5月で59,000人余りで目標にはほど遠い結果となっています。
《何故未達成になったか》
 これ等の理由について色々と原因が考えられますが、日本における物価高や生活条件の悪さや外国人差別などで反日感情を育てて帰っていく(昨今はかなり改善されつつある)、日本語習慣が負担になるので欧米を目指した留学生が多い、などです。
 欧米の大学が長らく世界から留学生を集める環境とノウハウを蓄積し、国家もさまざまなサポートの仕組を作ってきたのは、途上国などへ知識や技術を伝える国際貢献の傍らで、自国の文化的な影響力を高めて長期的には無形の「国益」に結びつくという戦略的な見地があるからであります。
《政府としての対策は如何に》
 国際化に対し閉鎖的だった留学生の入国・在留管理が改善されつつあります。身元保証人制度が廃止されたのもその一例で、留学に際して提出が求められていた書類も大幅に簡素化しました。
 留学中のアルバイトも「一日4時間以内」と制限されていましたが、留学生の生活実態にあわせて「週28時間以内」と週単位に改められました。計画スタートから順調に伸ばしてきた受け入れ留学生数はバブル崩壊後の95年度以降頭打ち状態が続きましたが、ようやく昨年4年ぶりに前年8.7%増という伸びを示しています。
《今後日本の取るべき道は》
 留学生の誘致のあり方を含めて未知数の部分が多くありますが、今後の展開として優秀で学資に余裕のあるアジアの若者が欧米のブランド校へ流れやすい風潮に歯止めをかけるためには、日本に惹きつける知的な魅力をどう高めるかが課題で、地理的、経済的、文化的な親近感を含めた隣人感覚をさまざまな交流から育てていくことが必要でしょう。
 ハーバードやケンブリッジなどの欧米の有力大学は、留学生事業を教学の大きな柱として、そこから多くの知的な対価を得ています。それは文明の水準を映した主要国の戦略的な目標としてこの事業が位置づけられているからであります。
《世界的に認識されている「米山基金」》
 フルブライト留学制度に次ぐ「財団法人ロータリー米山記念奨学会」の留学生支援事業は、東京ロータリークラブの創立者米山梅吉の功績を記念にして1953年に始めた「米山基金」から発展したもので、同会は現在基金50億円です。ロータリークラブ会員の寄付金によってこれまで半世紀にわたり、アジアを中心に91ヵ国5522人の留学生に奨学金の支給と生活面での世話を支援してきました。この事業は民間センターのメセナ活動としての留学生支援が弱体な日本で特筆されるばかりでなく、全国のロータリークラブの地区が「世話クラブ」を作って来日した留学生達の生活支援やカウンセリングを通じて精神的支えとなってきたことが歴代のアジア留学生との間に目に見えない絆をつくっています。
 米山記念奨学金は民間及び地方自治体、大学独自の奨学金合計額の過半数を占め、日本のロータリーの誇るべき事業です。
 先に小渕恵三首相の私的諮問期間「21世紀日本の構想」懇談会がまとめた報告では、小子化高齢化社会をにらんで移民政策導入の一環として「日本の留学生には終了時点で自動的に永住権が取得できる優遇策を」と提言しました。これには充分な論議がなされると考えますが、留学生の受け入れ拡大は、一国的価値観で成り立ってきた日本社会が今後直面する課題との関わりでも避けられない国家的主題であります。
(参考資料 アジア学生文化協会、雑誌選択他)

10月16日(月)〜11月15日(水)行事予定


日付 内容 場所
10/17(火) 会員増強委員長会議京都北部(13:45〜) 天橋立ホテル
10/18(水) 京都RC75周年記念例会 京都ホテル
10/19(木) RI会員増強について懇談会(10:00〜) ホテルグランヴィア京都3F
10/28(土)
10/29(日)
10/30(月)
西太平洋地域ポリオ根絶京都会議 国立京都国際会館
11/2(木) RAC海外研修会(11月6日まで)  
11/4(土) GSE受入クラブ打合会 エルイン京都
11/5(日) 福井RC50周年記念例会
第2650地区インターアクトクラブ地区大会
福井フェニックスプラザ
京都本願寺
11/12(日) RAC第2回地区運営委員会  

11月は「ロータリー財団月間」です


私にとってロータリーとは友情・奉仕です
ロータリー財団なくしてロータリーは存在しない

国際ロータリー第2650地区
2000〜2001年度 財団増進委員会
委員長 公文俊一
(京都北東RC)

 ロータリアンの皆様には日頃からロータリー財団増進にご協力いただきまことにありがとうございます。
 20世紀の初頭に始まりましたロータリーはやがて創立100周年の記念すべき節目を迎えようとしています。これまでも数多くのプロジェクトを通じて世界の恵まれない人々に援助の温かい手を差し伸べてきましたが、21世紀においても一人でも多くの幼い子供の命を救い紛争や食料不足によってもたらされる不幸に一筋の明るい灯を投げ続けていきたいと考えております。
 世界の理解と平和というロータリーの夢を追い続けるために当地区といたしましては、
 (1) 年次寄付は一人当り150ドルかつ「11月財団月間の特別寄付(会員一人当り30ドル)」を目標にご協力お願いします。
 (2) 恒久基金は、Aベネファクター一括払い(1,000ドル)、Bベネファクター協力会2000〜2001年(1万円コース)を推進しております。
 (3) クリスタル賞は年次寄付と恒久基金(ベネファクター)の寄付合計が1万ドルですが今までに集めておられたお金を加えてということで改めて1万ドルということではありません。クリスタル賞受賞を地区の重点にあげております。
 (4) 遺贈友の会はロータリアン個人または夫妻で1万ドル以上の遺産の受取人としてロータリー財団を指名し告げるだけでよいのです。2000年12月31日までに申込書を送付された方は遺贈友の会チャーターメンバーになれます。

 11月の財団月間では毎年地区委員会が各クラブにスピーチに訪問しましたが、今年度はできるだけ各クラブの財団委員会にスピーチをお願いいたしました。クラブ内の財団委員会の強化のために各クラブの実状を把握されている財団委員長にクラブのニーズに合ったスピーチをして頂くのがよいのではと考えたからです。もちろんご希望のありましたクラブには財団学友(奨学生)・地区委員を派遣させていただきます。
 当地区では同額補助金に対する関心が高まっております。ロータリー財団のことをよく知っていただきロータリー財団を活用していただきたいと思っております。
 ロータリー財団は国際問題研究のためのロータリーセンターを設立することになりました。これは国際ロータリーが新しい千年紀に推進するもっとも意義深く革新的な活動の一つとなると思います。
 2650地区は会員の皆様のお陰で全国的、いや世界的にも実績を残しております。本年度も会員の皆様のご協力よろしくお願いいたします。




ロータリー国際親善奨学金プログラムの成功へ全力を挙げます

国際ロータリー第2650地区
2000〜2001年度 財団奨学金財団学友委員会
委員長 酒井勝宏
(野洲RC)

 ロータリー財団の目標と使命にもとづく具体的行動として、RI理事と管理委員会は次の財団プログラムを決めています。
 チロータリー国際親善奨学金
 チ大学教員のためのロータリー補助金
 チ研究グループ交換
 チ人道的な国際プロジェクトのための同額補助金
 チヘルピング・グラント
 チ災害救援補助金
 チ保険・飢餓追放および人間性尊重補助金
 チ3H計画準備助成金
 チロータリー・ボランティア補助金
 チ世界社会奉仕カール・ミラー助成金とDDFによる世界社会奉仕助成金
 チ新人道的補助金
 チ平和プログラム
 チポリオ・プラス
 チポリオ・プラス・パートナー
 当委員会は、上記のロータリー国際親善奨学金推進の為の地区窓口として、そして、これに関連します財団学友(元奨学生)を併せて委員会活動をしています。
 当地区のロータリー国際親善奨学金に関する取扱いは、1952〜1953年度が最初という大変古い歴史を誇っています。今進めています2001〜2002年度奨学金地区合格者で50年目となり、その間の奨学生総数は492名に成らんとしています。
 当委員会は、ロータリー国際親善奨学金について今年度も、ロータリー財団並びに山崎ガバナーの方針にもとづいて取り扱ってまいりますが、財団学友については、既に昨年度より取り組んでおりますインターネット・ホームページを開設して、世界各地で活躍する学友とも交流し、学友会の名簿の充実と組織の強化に努めて参ります。
 更に、今年度の強化策として、当委員会もガバナー事務所分室を活動拠点とすることが決まりました。小生、委員長3年目にして、委員長の業務を大幅に変えることができるようになります。
 と申しますのも、今年度からインターネット委員会が発足し、分室に設置されました。その関係で女性スタッフが1名増員され、当委員会も兼務していただけることになりました。歴代の委員長の手法をそのまま受け継いで参りましたが、今年度を最後に可成り軽減できることとなり、その余力を委員会活動の充実と財団学友の組織強化に充てることが可能となりました。
 今年度は軌道に乗せることが主になりますが、今後はロータリアンの皆様には大いに期待していただけるものと確信しています。
 どうか、財団への寄付増進よろしくお願い致します。