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ガバナー月信9月号


WHO西太平洋地域とRID2650との調印式

国際ロータリー2650地区
2000〜2001年度 地区幹事長 宮尾 憲司

 去る7月28日(金)マニラのWHO西太平洋事務局に於て、RID2650山崎時雄ガバナーとWHO西太平洋事務局長、尾身茂ドクターと間にMOU(覚え書き書)の調印式が行われました。
ポントポリオの事業として太平洋地域に於る問題に関する機器の焼却炉の設置についてであります。
使用済み注射器、特にデスポーサブル注射器への転換と注射器の焼却であります。放置されている各種の注射器によって生ずる二次感染を防ぐと共に日本政府の援助を得て焼却炉の設置とオペレーションコストの供与に協力して行くことに同意し調印されました。

西太平洋地域ポリオ根絶京都会議開催に因んで


Web上座談会 その1
元ポリオ・プラス特別委員会 委員長 平井 義久
元WCS委員会(96〜97)委員長 大辻 康夫
(94〜95,98〜99)委員長 小西 清
現WCS委員会 委員長 井田 亮
司会 地区幹事(月信担当)澤 和人


澤: ご承知の通り10月26日〜29日「西太平洋地域ポリオ根絶京都会議」が開催され、当該地域のポリオ根絶宣言が出来る見通しとなり、RI第2650地区の長年の貢献に対し、ロータリーを代表して表彰の栄誉を受ける事になりました。
 これは数次に亘るWCS委員会の継続した努力の結果が評価されたものであり、関係者就中委員長経験者におかれましては感無量のものがあると思いますが?
平井: ポリオが西太平洋地域で撲滅宣言が出来ることはこの仕事に関わったものとして感無量です。
 第2650地区の全ての会員が真剣にポリオ・プラスに関心を持ち、例会ごとにポリオ募金箱を通じてこの活動に大いに支援されたことが大願成就したと事であり、2650地区の会員総意の祈りが通じたことが何よりもうれしく感動を覚えます。
大辻: 中野重宏団長(PG)一行29名がカトマンズに到着した翌早朝、足高 普ガバナーの死去の報に接し夜が明けやらぬ朝六時会員ロビーに集合して黙祷を捧げ、中野PGの発声で事業の成功を誓いました。又、無事事業遂行のあと、2650地区全物故会員の慰霊を釈迦誕生地ルンビニーの寺院で行ない故足高ガバナーに事業成功の報告とご冥福をお祈りしました。
小西: 第1次カンボジアより第6次中国・ミャンマー国境まで、全てのポリオ・ミッションに参画できましたことは小生のロータリーライフにとって大きな意義を有し、生涯の糧にしたいと思っております。
井田: 過去6年に亘ってカンボジア、モンゴル、ネパール、ラオス、ベトナム、中国・ミャンマー国境地帯においてポリオワクチンの投与をWPROの協力の下行って参りました。お金を出すだけでなく実際に現地に行き汗を流してきた結果、10月の会議を迎えられることはこの上もない喜びです。



9月16日(土)〜10月15日(金)行事予定


日付 内容 場所
9/16(土) 広報・雑誌委員長合同会議(14:00〜) 池坊学園エクステーションセンター
9/21(木) ロータリー情報委員長協議会(13:00〜) 京都センチュリーホテル
9/23(土) ガバナー座談会(12:00〜) 社会奉仕・環境保全委員会ブロック別会議 大阪:京都テルサ
9/24(日) 第1回RA委員長会議(12:00〜) 新都ホテル「京浜作」
10/1(日) RAC海外研修事前研修会(13:00〜) ウィングパル京都(京都府青年会館)
10/12(木) 会員増強委員長会京都南部A(15:00〜) 京都新聞本社ビル

ガバナーエレクト事務所開設のお知らせ


 去る9月1日(金)、2001〜2002年度 西村ガバナーエレクト事務所が開設されました。
所在地:〒600-8216 京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町657番地 京都駅ビル内 ホテルグランヴィア京都759号室
TEL:075-371-2650 FAX:075-371-2651
E-mail ri2650jn@fancy.ocn.ne.jp

10月は職業奉仕・米山月間です



米山奨学事業を育てよう(その1)

国際ロータリー第2650地区
2000〜2001年度 米山奨学委員会
委員長 大島正光(高島RC)


 (財)ロータリー米山記念奨学会は、勉学、研究を志して日本に在留している外国人留学生に対し、国際理解と親善を深めるために、全日本の善意あるロータリアンの寄付金を財源として、奨学金を支給・援助する民間最大の奨学団体です。
 ロータリー米山基金奨学会は、日本最初のロータリークラブを創主した米山梅吉氏の功績を記念して、東京ロータリークラブが1952年に米山奨学制度を設定、1953年から募金を開始した「米山基金」より始まりました。現在累計学友奨学生は約9500名に達っしています。

 地区米山奨学委員会の任務は、
1.奨学生の選考と採用
2.米山奨学事業の推進と寄付金の勧奨
3.米山奨学生の育成と支援です。

 クラブ米山奨学委員会の役割は、
1.クラブ会員に対し、米山奨学制度の目的及び歴史に対し熟知し情報の提供に努め、国際奉仕委員会と協力して米山奨学事業の理解と推進に励んでいただきます。
2.最も重要な責務として、米山奨学制度を支える寄付金の勧奨と増進であります。過去数年間2650地区の会員1人当りの寄付金が減少傾向にあり、どうしても元に復活させなければなりません。各クラブ会長以下一丸となってご協力の程お願い申し上げます。
3.次に米山奨学制度の特徴である奨学生に対するカウンセラー制度であります。世話クラブの皆様並にカウンセラーは親身になって奨学生をご支援いただく同時に日本の文化を通じて国際親善並に国際平和のよき理解者としてご努力をお願い致します。
4.最后に学友会の活動に対する支援であります。元米山奨学生が、学友としてお互いの親睦を図り、世界平和と親善に活躍し、日本との懸橋の役割を果たされることにより米山奨学の目的が達せられるわけです。現在学友会は、国内16、海外は韓国、台湾と併せて18団体となっています。2650地区は、大阪(2660地区)、兵庫(2680)地区で関西学友会として運営されています。2650地区は1府3県と地理的に範囲が広く、地区との支援からして、近い将来学友会との話合により分離し活性化を図りたいと検討中です。

 2000年〜2001年度
(2650地区奨学生採用割当数)
割当数 52名 採用数35名 継続者数17名
ロータリー国際奉仕活動の中で、日本独自の米山奨学制度は、善意によるロータリアンによって支えられ奨学生育成並に支援することで知的資産の国際貢献に寄与しています。
どうか米山奨学事業に対しご支援、ご協力の程お願い申し上げます。